目次
12. ミラノ風カツレツ
仔牛の肉に衣をつけて、バターやオリーブオイルで揚げたものです。名前にミラノがあるように、ロンバルディア州ミラノの伝統料理。日本語の「カツ」の語源は、このミラノ風カツレツともいわれています。
13. トリッパ
トリッパとは、牛や羊などの胃袋のこと。主に牛のハチノス(第2胃袋)を指す言葉です。イタリア料理では、主に煮込み料理に使われ、地方によって材料や作り方が異なります。独特な食感は、一度食べればとりこになること間違いなしですよ。
14. フィオレンティーナステーキ
フィオレンティーナステーキは、フィレンツェの名物料理です。キアニーナ種かマレンマーナ種の牛肉を、炭火で香り豊かに焼き上げます。味付けは、塩、こしょう、オリーブオイルのみ。厚さ4~6cmの豪快でダイナミックなひと品は、ボリューム満点ですよ。
15. サルティンボッカ
薄切りの仔牛肉に生ハムをのせてソテー。セージやバターで風味づけする場合もあります。ひと口食べると、肉の濃厚な旨味が口のなかいっぱいに広がりますよ。「口に飛び込んでくるほどおいしい(=サルティンボッカ)」という料理名にぴったりですね。
16. オッソブーコ
仔牛の骨つきすね肉を使う、煮込み料理です。肉と骨の間にある髄(ミドッロ)を一緒に味わうのが特徴。ミラノ風のオッソブーコ・アッラ・ミラネーゼは、グレモラータ(レモンの皮、にんにく、パセリを刻んで混ぜたもの)が味の決め手です。
イタリア魚料理2選
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