macaroniの料理を美味しく安全に楽しむために

ご家庭でおいしく、安全に料理を楽しんでいただくため、ご注意いただきたい項目をまとめました。お料理をする前に必ずご確認ください。

はじめに

macaroniでご紹介しているレシピは、健康状態が良好な方を想定しています。食物アレルギー、疾患をお持ちの方や食事に特別な配慮が必要な方、妊娠中や小さいお子様をお持ちの方、お年寄りの方などに向けた安全性は確認しておりませんので十分にご注意ください。また、使用する食材、加熱時間、食材の切り方などの調理方法はご自身の体調に合わせ、健康的に食事ができるようご配慮ください。

乳幼児向けのレシピについて

特定のレシピを除き、当社では乳幼児向けの安全性は確認しておりません。1歳未満の乳児にははちみつや黒糖などの自然食品、非加熱料理(生牡蠣、鶏の刺身などの生ものや半熟状態のもの)を与えないなど、お子様の月齢、年齢に適切な食材や調理方法を選択してください。特に、食材の切り方や調理法によっては窒息事故につながる恐れがありますので十分にご注意ください。(3歳頃まではピーナッツや飴などを与えてはいけません)

食中毒を防ぐために

手洗いをしっかりしましょう

きれいに見えても、手にはさまざまな細菌が付着しています。食品や調理器具などに食中毒の原因菌を付着させないよう、次の場合には必ず手を洗いましょう。


・ 調理を始める前
・ 食品を取り扱う前
・ 肉類、魚介類、卵を取り扱った後
・ トイレに行った後
・ おむつを交換したり動植物に触れたりした後

石けんでよくこすり洗いをし、余分な水分をしっかり拭き取り、最後にアルコール消毒をするとより効果的です。

新鮮な食材を使用しましょう

肉類や魚介類はきちんと冷蔵管理されている店で購入し、ドリップ(肉や魚の汁)が出ていないものを選びましょう。また、ドリップが他の食品に付かないようビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存してください。肉類、魚介類はあくまでも生鮮食品です。購入後はなるべく早く調理して食べるようにしましょう。


・ 新鮮な食材の見極め方
牛肉は肉の色が鮮やかでドリップの出ていないものを選びます。豚肉は表面がみずみずしい淡いピンク色で弾力があり、脂肪が白くてドリップの出ていないものを選びます。鶏肉は、毛穴が盛り上がり、肉色が鮮やかで透明感のあるものを選びます。牛肉・豚肉と比べて鶏肉は水分量が多く、傷みやすいので早めに調理しましょう。

一尾魚は目が透明で光っているものを選びます。目が白く濁っていたり、赤くなっていたりするものは鮮度が落ちている可能性があります。また、お腹がピンと張っていて弾力のあるものを選んでください。


・ 保存のポイント
肉類を保存する際は、なるべく空気に触れないようラップフィルムでしっかり包み、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存します。一度開封・解凍したものは、品質の低下や食中毒の原因となる細菌が増える可能性があるため、再冷蔵・冷凍せずに使い切ってください。また、解凍は基本的に電子レンジや冷蔵庫内で行い、常温で解凍する場合は解凍後すぐに調理してください。

購入した一尾魚を当日中に食べない場合は、流水でよく洗って内臓やえらを取り除き、キッチンペーパーなどでよく水気を拭き取り、 空気に触れないようラップフィルムで包んで冷蔵保存します。冷凍保存した魚を解凍する際は冷蔵庫内で、またはラップフィルムやポリ袋で包装したまま流水に当てながら解凍し、解凍後はすぐに調理してください。


・ 卵の選び方と注意点
卵の殻には、食中毒の原因となる原因菌が付着していることがあります。ひびの入っていないものを選び、購入後は必ず冷蔵庫で保存してください。温泉卵や半熟卵、生菓子など完全に火を通さない料理には、賞味期限内のひびの入っていない新鮮な卵を使うようにしてください。また、卵の割りほぐしは調理の直前に行いましょう。

正しい調理の手順を守りましょう

・ 調理器具の扱い方
包丁やまな板を使う際は、生野菜など加熱しないで食べる食品を先に切ってから肉類や魚介類を切るようにします。また、肉や魚に触れた器具と調理済みの食品が触れないようにし、使用後はすみやかに洗浄、必要に応じて消毒を行ってください。


・ 魚介類を調理する前に
魚介類には、食中毒の原因となる腸炎ビブリオが付いている場合があります。一尾魚は水道水でよく洗ってから調理をしてください。腸炎ビブリオは真水に弱いため、調理前にうろこを落とし、しっかり水洗いすると感染予防に役立ちます。


・ 加熱のポイント
調理する際は清潔な環境で行い、加熱不十分の肉や生肉料理は食べないことをおすすめします。
肉類や魚介類はしっかりと中心部まで加熱してください。細菌性食中毒(感染型)の予防としては中心部75℃で1分以上、ノロウイルス汚染の恐れがある食品に対しては85〜90℃で90秒間以上の加熱が必要です。
ただし、細菌性食中毒(はちみつなどに生息する毒素型のボツリヌス菌)は100℃で数分程度の加熱では生き残る可能性があります。乳幼児には絶対にはちみつを食べさせない、調乳や飲料水に井戸水を使用しないなどの対策を行ってください。

作り置き料理の注意点

作り置きや常備菜の日持ち期間は、料理の種類や季節、調理方法や保存方法によって異なりますが、一般に2〜3日が目安となります。ただし夏場は気温が高くなり、冷蔵庫の開け閉めの回数も多くなるため、原則2日と考えてください。レモンや酢など酸が多く入っているものや、瓶詰めになっているものに関しては4~5日持つ場合もあります。お弁当に入れる場合は、レンジなどで温め直し、完全に冷ましたものを詰めてください。

お弁当作りの注意点

お弁当は作ってから食べるまでに時間が開き、冷蔵庫で保存できない場合が多いため、食中毒につながる可能性が高くなります。調理工程から喫食まで、以下の事項に注意してください。


・ 調理前
お弁当箱は洗浄後、水気をしっかりと拭き取って使用してください。


・ 調理中
冷凍食品を使用する際は中心までよく加熱しましょう。おにぎりを握る時は、素手ではなくラップフィルムを使うと細菌やウイルスが付きにくく衛生的です。


・ お弁当箱に詰める時
おかずの汁気はよく切り、おかずカップなどで仕切りながら詰めます。素手で扱わずに清潔な箸を使用し、ごはんやおかずをよく冷ましてからフタをしましょう。


・ 保管時
なるべく涼しいところに保管し、早めに食べましょう。暑い時期や長時間持ち歩く時は保冷材や抗菌シートを使用し、食中毒を防ぎましょう。

安全な調理のために

電子レンジを使った調理

電子レンジによる加熱は食品を内部から温めます。使用方法によっては急な爆発、発火、発煙、突沸などが起こる可能性がありますので十分に注意してください。


・ 卵など殻付きの食品の加熱
殻や膜のある食品は破裂の可能性があります。生卵を加熱する場合、割りほぐしてから加熱すると破裂を防ぐことができます。ゆで卵、目玉焼きなども破裂の可能性があるため、あらかじめ楊枝などで黄身に数か所穴を開けておくと安全です。


・ 水分の少ない食品の加熱
にんにく、パン、いも類など水分の少ない食品は、加熱しすぎると焦げたり、燃えてしまう可能性があります。あらかじめ水分を含ませる、加熱時間を調整するなどして加熱してください。


・ 液体の加熱
液体を加熱すると突沸現象が起こる可能性があります。加熱の設定時間は控えめにし、様子を見ながら加熱しましょう。加熱後はすぐ取り出さずに少し時間を置き、火傷に注意して扱ってください。


・ 使用する容器、器具について
調理に使用する容器や器具は、耐熱性が保証されており電子レンジ使用が可能なものを必ず使用してください。


・ アルミホイル、ラップフィルム、クッキングシートなどの使用について
アルミホイル、ラップフィルム、クッキングシートなどの製品は、それぞれに耐熱温度や使用上の注意があります。電子レンジでのアルミホイルの加熱、オーブンでのラップフィルムの加熱など、誤った使い方をすると大事故につながる恐れがあります。製品ごとに使用上の注意をしっかりと読んでから使用してください。

揚げ物料理をする場合

揚げ物をする際は、その場から絶対に離れないようにしてください。目を離している隙に油の温度が上昇し、発火の恐れがあります。食材は、キッチンペーパーやふきんで余分な水分をしっかり拭き取ってから揚げてください。揚げ物をしている近くで焼き物や蒸し物をすると水分がはね、油に入ってしまう恐れがあります。十分に注意してください。

自宅で梅酒などを作る際の注意点

ホワイトリカーや焼酎を使用して自宅で梅酒を作る際は、酒税法により下記のルールが定められています。


・ 使用する酒類は酒税課税済みであり、アルコール度数が20度以上のものであること。
・ 酒と以下のものを混ぜ合わせないこと。:米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ、もしくはでんぷんまたはこれらのこうじ、ぶどう(やまぶどうを含む)、アミノ酸もしくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物もしくはその塩類、有機酸もしくはその塩類、無機塩類、色素、香料または酒類のかす
・ 混和後、新たにアルコール分1度以上の発酵をしないこと。

ワインなどアルコール分20度未満のお酒を用いる場合、上記のルールを満たさないため原則として自宅で作ってはいけませんが、例外として「飲む直前」に混和することは認められています。サングリアのようなアルコール飲料を作る場合、ワインと材料は「飲む直前」に合わせるようにしましょう。

おわりに

macaroniではユーザーのみなさんに料理をもっと楽しく、安心、安全に楽しんでいただくため、今後もレシピ考案、記事・動画作成、アプリ開発に努めてまいります。お困りのことやご相談がございましたら、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

▼macaroniへのお問い合わせはこちら
https://macaro-ni.jp/site/contact

参考資料

食中毒に関する情報・乳児ボツリヌス症に関する情報:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161461.html

食中毒予防について:公益社団法人日本食品衛生協会
http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_index.html

食品の扱い方について:農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/fs/handle.html

電子レンジの危険な使用方法:東京都
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/test/densirange_press.html

自家醸造について:国税庁
https://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/qa/06/32.htm


監修:竹内弘久(たけうち・ひろひさ)
杏林大学医学部付属病院 外科(消化器・一般外科)