ライター : migicco

コツもチェック!ゆで鶏の基本レシピ

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鶏むね肉を使った、基本のゆで鶏レシピをご紹介します。薄く切ってそのまま食べたり、細くさいてサラダチキンにしたりと活躍してくれる頼もしい常備菜。火をつけて調理する時間は短く、余熱で火を通すので、鍋につきっきりにならずに作れるのも嬉しいですね。

材料(鶏むね肉1枚分)

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  • 鶏むね肉 1枚
  • 塩麹 大さじ1杯
  • 50cc
  • ネギの青い部分 1本分
  • しょうが 1かけ
今回はお肉をやわらかくする効果のある塩麹を使いましたが、普通の塩(小さじ1/2杯程度)でもOKです。

しっとり作るコツ

  1. 強火でぐらぐら煮立てたり、長時間加熱するとパサついてしまいます。沸騰後は必ず弱火に変えましょう。
  2. 鶏肉は冷めるまでゆで汁のなかに入れておくと、パサつかずしっとりと仕上がります。

作り方

1.鶏肉の準備

包丁で鶏肉の下ごしらえをする写真

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鶏肉は余分な脂肪を包丁で取り除いておきます。皮なしで作りたい場合は、ここで皮もとっておきましょう。
鶏肉にフォークで穴を開けている写真

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火が通りやすくなるよう、フォークで刺して穴をあけます。
袋に入った鶏肉

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密閉できる袋に塩麹と鶏肉を入れてなじませ、冷蔵庫で1時間以上休ませましょう。

2.しょうがの準備

まな板の上のスライスしたしょうが

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しょうがは皮付きのまま、2〜3mm程度にスライスします。

3.鶏肉をゆでる

鍋で鶏肉、ネギをゆでる様子

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鍋に鶏肉、しょうが、ネギを入れ、ひたひたになる量の水を注いだら、蓋を少しずらしてのせ、中火にかけます。沸騰したら弱火にして4分ゆで、ひっくり返してさらに4分ゆでます。
鍋にゆでた鶏肉が入っている

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火を止めてネギとしょうがを取り出し、蓋をして冷めるまで置いておきます。中まで火が通っていればできあがりです。
冷凍する場合でも、パック方法は変わりません。密閉できる袋に汁ごとゆで鶏を入れ、空気を抜いて冷凍庫へ。冷蔵の場合よりも保存期間は長く、1ヶ月ほどもちますよ。

スープや炊き込みご飯に♪ 余ったゆで汁アレンジレシピ3選

1. 鶏肉のゆで汁で作るチキンライスとスープ

余ったゆで汁は、鶏肉のうまみがたっぷり詰まっているので、捨てずにスープや炊き込みご飯に活用しましょう。こちらはカオマンガイやシンガポールライスと呼ばれることもあるチキンライスと、スープの両方に活用させたレシピです。鶏肉のうま味を存分に堪能できそうですね。和風の炊き込みご飯や洋風のピラフなどにも活用できます。

2. 鶏肉のゆで汁で作るココナッツカレー

いつもは水で煮込んだあとにルーを入れるカレーも、ゆで汁で煮込めばうま味たっぷりのカレーのできあがり!こちらはココナッツカレーのレシピですが、いつものルーでも絶品に仕上がるのでぜひ試してみてくださいね。同様にシチューもおいしく作れます。

3. 鶏肉のゆで汁で作るうどん

余ったゆで汁に醤油やみりんを合わせれば、うま味たっぷりの和風だしが完成します。ゆで汁にはしょうがが入っているので、身体をポカポカあたためたいときに作るうどんにもぴったり!こちらは鶏もも肉のゆで汁を使ったレシピですが、むね肉のゆで汁も同様に使うことができますよ。

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