ライター : はちこ

料理研究家 / 元イタリアンコック

相性抜群な料理でもっとワインを楽しもう!

Photo by macaroni

ワインの種類を6つに大別して、それぞれの特徴や合わせたい料理をご紹介します。

(1)ライトボディの赤ワインは、渋みが少なくフレッシュで軽い口当たりのワイン。あっさりとした料理に合わせます。

(2)ミディアムボディの赤ワインは、果実味と渋みのバランスが良い中間的なワインです。料理もバランスのよい中間的な味わいのものと合わせます。

(3)フルボディの赤ワインは、口の中に入れたときに香りや果実味が濃厚に感じ、後味に渋みを強く感じるものを指します。味の濃い料理や油っこい料理に最適。

(4)辛口の白ワインは、甘みはなく酸味が際立つすっきりとするワインです。魚料理や淡泊であっさりした料理に合わせます。

(5)甘口の白ワインは、実際に甘さがあるものとそうでないものがありますが、どちらも華やかでまったりと飲めるワインです。酸味のあるサラダや軽食と良く合います。

(6)ロゼワインは、ピンク色の見た目が特徴的なワインで、味わいはさまざま。パーティーなどの華やかな場に最適で、幅広い料理を合わせることができます。

ライトボディ赤ワインに合う料理のレシピ5選

1. さまざまな味わいを楽しむ。おつまみ5種プレート

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調理時間:20分

赤ワインにマッチするよう考えられた、フィンガーフード5種類のレシピ。和風のふろふき大根やチーズを使う洋風味、揚げ餃子風の中華味など、和洋中のおつまみがそろっています。濃厚さと淡白な味が混在しているので、重みのあるフルボディより、ライトなほうが合いますよ。

2. 赤ワインが香る大人の味わい。パン・オ・ヴァン

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調理時間:160分

中に入れるドライフルーツだけでなく、ライ麦の生地にも赤ワインを加えるパンです。レーズンとドライクランベリー、干しいちじくのフルーティーな風味と、赤ワインの香りが贅沢な大人の味わい。ライ麦の香ばしさや素材の持ち味を活かすために、ライトな赤ワインをおすすめします。

3. ソースでワインが変わる。カニクリームコロッケ

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調理時間:30分

カニクリームコロッケは、お子さんから大人までが大好きな洋食のひとつ。クリーミーなホワイトソースに入れる、カニの身のおいしさがたまりません。魚介に合うタルタルソースを添えるなら、白ワインがおすすめ。レシピのようにトマトソースを使うなら、軽めの赤ワインがいいですね。

4. 赤ワイン片手に食べられる。オープンミートパイ

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調理時間:30分

冷凍パイシートを利用して、オーブンで焼くミートパイの作り方。ホールの大きなものを切り分けるのが一般的ですが、レシピでは片手で持てる食べやすいサイズに。パイ生地で閉じないオープンタイプなので、かわいい見た目と軽い口当たりが特徴です。赤ワインでいただきましょう。

5. ズッキーニとトマトで。ハッシュドビーフ風の冷菜

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調理時間:20分

牛肉と玉ねぎで作る炒め物レシピ。ズッキーニとトマト、ヤングコーンがたっぷりでボリュームがあります。ハッシュドビーフ風の味付けがおいしく、できたて熱々はごはんのおかずにぴったり。レシピのように冷菜にしてバゲットにのせると、きっと赤ワインが飲みたくなりますよ。

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