ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

箸でホロっと切れる!牛肉の赤ワイン煮込み

Photo by 馬原 香織

調理時間 105
濃厚な味わいが魅力の牛肉の赤ワイン煮込みです。時間をかけてコトコト煮込むことで、箸で切れるくらいホロっとやわらかく仕上がりますよ。時間はかかりますが、調理工程は意外と簡単!特別な日やおもてなしにおすすめです。

材料(4人分)

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作り方

1.牛肉と野菜の下ごしらえをする

塩こしょうをした牛肉に、小麦粉をまぶした様子

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牛肉は4cm角に切り、塩こしょうをして小麦粉をまぶします。
木のまな板に置かれた、乱切りのにんじんとくし切りの玉ねぎ

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にんじんは乱切りにし、玉ねぎはくし切りにします。

2.牛肉を焼く

鍋で牛肉を焼いている様子

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深さのある厚手の鍋にサラダ油をしき、牛肉を入れて中火で焼きます。 鍋底に牛肉がくっつく場合がありますが、焼けてくるとはがれやすくなるので、しばらくさわらずに焼きましょう。炒めるのではなく、焼くイメージです。
玉ねぎとにんにくのみじん切りを入れて、なべ底をこそげ取っている様子

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玉ねぎ(みじん)とにんにく(みじん)を加えて炒め合わせます。 玉ねぎとにんにくを入れると、牛肉がくっつかなくなります。このタイミングで、鍋底をこそげ取っておきましょう。旨味になります。

3.玉ねぎとにんじんを入れる

鍋に玉ねぎとにんじんを入れた様子

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1の玉ねぎとにんじんを加えて、軽く炒めます。

4.赤ワインと水を入れる

鍋に赤ワインと水を入れている様子

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鍋に赤ワインと水を加えて煮立たせます。沸騰したらアクを除きます。

5.ケチャップとコンソメを入れる

ケチャップを入れている様子

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ケチャップとコンソメを加えます。

6.蓋をして煮込む

鍋に蓋をしている様子

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鍋に蓋をして、弱火で60分煮込みます。

7.はちみつを加えて煮込む

鍋にはちみつを入れている様子

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はちみつを加えてよく混ぜ、蓋をしてさらに30分煮込みます。 30分後、水分が減ってとろみがついていればできあがりです。火加減が弱いとまだ水分が多い場合があります。その場合は、蓋をはずしてほどよいとろみがつくまで煮てください。 火を止めてしばらくおくと、煮汁が落ち着きさらにとろみが出てきます。でき立てよりも少し時間を置いたほうがおいしくいただけますよ。

調理師が教える。おいしく作るコツ

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牛肉は時間をかけてじっくり煮込む

煮込み系のレシピでは、すね肉やもも肉などのかたまり肉を使うのがおすすめです。かたまり肉は、弱火でじっくり煮込むとやわらかくなる性質があります。煮込み時間は90分以上、時間があれば2時間煮込むと、さらにやわらかく仕上がりますよ。

ロース肉のような薄切りの肉は、煮込むとかたくなり旨味も流出してしまうので、短時間調理に活用しましょう。

鍋は深くて厚手のものがよい

時間をかけて煮込む料理の場合は、口径があまり広くなく、深さのある厚手の鍋が向いています。フライパンのような口径の広い鍋は、すぐに水分が飛んでしまうだけでなく、具材に煮汁が染みわたりにくくなるデメリットも。熱伝導のよい厚手の鍋を使うことで、熱がじっくり伝わり、肉がやわらかく仕上がりますよ。

また、煮汁の蒸発を防ぎ、具材に熱を効率的に伝えるために、蓋はきっちりと隙間なく閉まるものを使いましょう。

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