目次
タリアータの基本の作り方
調理時間
30分
ローストした牛肉のピンク色の断面と、ルッコラやパルミジャーノチーズとのコントラストが食欲をそそるタリアータは、イタリアでポピュラーな肉料理。定番のバルサミコベースのソースを使う基本レシピをご紹介します。
材料(2人分)
作るときのコツ
- 牛肉の下味に使う塩コショウは焼く直前にまぶしておきましょう。時間をおくと肉から水分が出て硬くなってしまいます。焼き時間は各面2分ほど。アルミホイルで包み、10分ほどおいて肉汁を落ち着かせることがしっとりやわらかに仕上げるコツです。
- イタリアではルッコラを使うことが多いようですが、葉物野菜であればどんなものでもOK!
下ごしらえ

Photo by leiamama
牛肉は室温に戻し、フォークを刺して穴を開けることで、肉が硬くならず味も染み込みやすくなります。そのあと、全体にまんべんなく塩コショウ(分量外)をふっておきましょう。
水菜は5cmくらいに切り、紫玉ねぎは薄くスライスして水にさらします。
作り方
1.肉を焼く

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フライパンにオリーブ油とつぶしたニンニクを入れて火を点けます。熱くなったところで牛肉を入れ、強火で各面をしっかりと焼き固めましょう。
全部の面に焼き目をつけたら、赤ワインを半量入れ、アルコールを飛ばして火を止めます。
2.アルミホイルに包んで休ませる

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アルミホイルを二重にして包み10分ほど休ませたら、肉を取り出します。肉は1cmくらいの厚みでスライス。アルミホイルの肉汁は取っておいてください。
3.ソースを作る

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アルミホイルに残っている肉汁とバルサミコ酢、残りの赤ワインを火にかけます。砂糖を加えて、溶かしながらとろみがついたところで火を止めましょう。
4.肉と野菜を盛りつける

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水気を切った水菜と紫玉ねぎを盛り、スライスした肉を並べます。熱いうちにパルミジャーノチーズをトッピングすれば、でき上がり。
タリアータにおすすめの部位
この料理は肉のほどよい噛み応えが魅力なので、サーロインやもも肉、ランプ肉などの赤身肉がおすすめです。薄めにスライスして、パルミジャーノや生野菜と一緒に食べるため、ブロックの厚みが3cmくらいあるほうがGood!
ローストビーフとタリアータの違い
ローストビーフとタリアータの違いは、焼き加減です。ローストビーフは名前の通り、肉のなかまで火が通っており、「ロゼ」の色が特徴的。一方タリアータは表面のみ焼き、なかまでは火を通していません。タリアータは肉の素材のよさを堪能したいときにおすすめの料理です。
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