目次

小見出しも全て表示 閉じる 開閉

【大分】だんご汁

大分県のソウルフードはだんご汁です。だんご汁は、小麦粉を薄く伸ばしただんごと具材を、味噌で合わせて食べる料理です。米が不足していた時代に親しまれていたことがルーツになっており、古くから穀物文化が盛んだった大分県の名物となっています。

【宮崎】チキン南蛮

宮崎県のソウルフードはチキン南蛮です。南蛮とは、ポルトガル人やポルトガル文化を表す言葉。昭和30年代に延岡市内の飲食店にて、彼らのもたらした食文化をまねて作ったのが始まりといわれています。

【鹿児島】さつまあげ

鹿児島県のソウルフードはさつまあげです。さつまあげは、江戸時代の薩摩のお殿様「島津斉彬」が琉球で食べた「チキアーギ」がルーツとされています。チキアーギは魚のすり身を揚げた料理であり、薩摩でアレンジして作成した食べ物が現在のさつまあげの原型となっています。

【沖縄】ゴーヤチャンプルー

沖縄県のソウルフードはゴーヤチャンプルーです。沖縄料理は、日本・中国・東南アジア諸国などの多種多様な食文化が融合して生まれました。沖縄の名産品であるゴーヤを含め、さまざまな食材を混ぜ合わせる「チャンプルー文化」は、沖縄ならではのカルチャーといえるでしょう。

国が変われば文化も変わる!海外のソウルフード5選

ここでは、海外のソウルフードの例を5つご紹介します。気候や文化が変われば、ソウルフードも大きく異なります。日本人にとっての米や味噌汁のように、国ごとによって大切な食べ物を知ることで、多様な文化への理解が深まりますよ。

【アメリカ】コーンブレッド

アメリカには数多くのソウルフードが存在していますが、なかでも有名な食べ物はコーンブレッドです。コーンブレッドの歴史は、アメリカ先住民族(インディアン)が黒人たちにとうもろこしを分け与えたことから始まります。

コーンブレッドはとうもろこし粉を使って焼いたパンであり、各家庭によって細かな配合や作り方が異なります。アメリカにおいてクリスマスに次いで大きな年間行事である感謝祭では、七面鳥料理とセットで必ず並べられる食べ物です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ