ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

この記事でわかること

キャベツは冷凍保存が可能で、適切な方法を実践すれば、炒め物やスープの具材として利用できます。保存する際は、カットして水気を拭き取り、冷凍用ジッパー袋に入れて冷凍庫で保存してください。

注意点は、生のまま冷凍すること。水気をしっかり拭き取ること。細かく切らずに大きめにカットすることの3つです。保存期間は約3週間。調理する際は、解凍せずに凍ったまま加熱調理しましょう。

キャベツは冷凍しても大丈夫?

Photo by 稲吉永恵

ひと玉や半玉で購入すると、一度に消費できずに残ってしまうことが多いキャベツ。使い切れなかったキャベツは、冷凍保存がおすすめです。生のシャキシャキの食感は損なわれますが、炒めたりスープの具材にしたりして加熱調理すればまったく問題ありません。時短にも繋がるため、冷凍キャベツをうまく活用しましょう。

キャベツの冷凍保存方法

1. カットする

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キャベツを洗ってから、お好みの大きさにカットします。炒め物用のざく切りや、煮込み料理用のくし切りなど、使い道を考えてカットするといいですよ。

2. 水気を拭く

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キッチンペーパーでキャベツの水気をしっかり拭き取ります。

3. 冷凍用ジッパー袋に入れる

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冷凍用ジッパー袋に入れて、キャベツを平らにしてから中の空気を抜いて封をします。冷凍庫で保存しましょう。

キャベツを冷凍する際の注意点

生のまま冷凍する

キャベツは、生のまま冷凍するのがおすすめ。手間がかからないうえ、冷凍すればキャベツの繊維が壊れて火が通りが早くなります。調理するときは凍ったまま使えるので、使用する分量ずつ保存しておくといいですよ。

洗ってから水気をしっかり拭き取る

キャベツに水気が残ったまま冷凍すると、霜が付いたり味や食感が落ちたりするおそれがあります。洗ったあとはペーパータオルで水気をしっかり拭き取ってから、冷凍用ジッパー袋にいれましょう。

千切りやみじん切りは避ける

キャベツを冷凍するときは、千切りやみじん切りのように細かく切るのではなく、大きめにカットするのがおすすめ。解凍すると水分が出てしんなりするため、5cm程度のざく切りがほどよいサイズです。千切りにするなら1.5cm程度の太めにするといいですよ。

冷凍キャベツの保存期間・解凍方法

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保存期間

冷凍キャベツは、3週間程度保存可能。保存期間が長くなるほど、風味や食感が損なわれるため、早めに使い切ることをおすすめします。保存期間内であっても、黒く変色したり冷凍焼けをおこしたりしている部分は、食べないようにしてくださいね。

解凍方法

冷凍キャベツは、生ではなく加熱調理してください。調理する際は、解凍せずに凍ったまま炒めたり煮込んだりしましょう。冷凍キャベツは解凍すると水分が出るため、調理時間を短縮できます。スープや煮込み料理に使うとすぐにやわらかくなり味が染みやすいですよ。

冷凍キャベツに向いているレシピ5選

1. お手軽。旨辛みそのツナ缶キャベツ

2. 染み染み。あさりとキャベツのバターじょうゆ蒸し

3. 手早く作る。ベーコンとキャベツのみそ汁

4. ランチに。キャベツと豚バラ肉のマヨだれうどん

5. 旨味たっぷり。豚バラ肉とキャベツのもつ鍋風

大量のキャベツは冷凍して賢く保存

使い切れないキャベツがあれば、ぜひ冷凍してみてください。長持ちするうえ、使いたいときにすぐに用意できて便利。さまざまな料理に活用できますよ。冷凍キャベツは火が通りやすく味が染みやすいのが大きなメリット。おいしく保存するポイントをおさえて、日々の献立に取り入れてみてくださいね。
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