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「キャベツ」と「レタス」の違いって?
サラダなど、日常の食卓に欠かせない野菜のキャベツとレタスですが、よく似た見た目ですよね。どちらも薄く明るい黄緑色をしていて、丸いフォルムもそっくりです。野菜の扱いに慣れていない人はどっちがどっちだか見分けがつかないかもしれません。
このふたつの野菜はよく似ていますが、別の野菜です。どういった違いがあるかを詳しくみていきましょう。
別の種類の植物
まず、キャベツとレタスは野菜の種類から違います。キャベツはアブラナ科の植物で、レタスはキク科の植物。
キャベツは別名「甘藍(かんらん)」、「玉菜」と呼ばれ、レタスは和名で「チシャ」と呼ばれることがあります。
「キャベツ」と「レタス」の見分け方
見た目
パッと見はよく似ているキャベツとレタスですが、見分けるポイントがあります。
キャベツは葉の一枚一枚が分厚くなっており、色は芯のあたりは白で、葉の先に向かうにつれてクリーム色から明るい黄緑色のグラデーションになっています。
レタスはキャベツよりも葉の一枚一枚が薄く、色はキャベツよりも緑が濃いです。サニーレタスなどはもっと見分けやすく、葉の先が紫がかっているので違いは一目瞭然です。
どちらも丸い形が似ていますが、ひっくり返して茎の切り口の部分をみてみると、レタスの方が赤っぽくなっているのがわかると思います。キャベツの切り口はクリーム色なので、ここで見分けると確実です。
重さや手触り
実際に手で持ってみるとわかりますが、キャベツのほうがずっしりと重いです。葉が厚く、ぎっしりと詰まっている感じ。一方レタスはキャベツに比べるとかなり軽く、葉はやわらかいので手に持った感触もふんわりしています。
レタスのほうがひとまわり小さいので、サイズ感を判断基準にするのもいいですね。
スーパーでは、キャベツは何も包装されずに陳列されている(ぐるっとテープが巻かれていることも)ことが多いですが、レタスは袋に包装されていることが多いです。
断面図
スーパーでは1玉を半分にカットして販売されていることもありますね。
キャベツの断面を見てみると、葉が厚く、層の隙間はほとんどありません。ずっしりと重いのはこのためです。
レタスの断面を見てみると、キャベツに比べて層の隙間が多いことがわかると思います。葉の一枚一枚がやわらかく、ふんわりしているレタスは層がキャベツほど密ではありません。
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