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【東京】もんじゃ焼き
東京都のソウルフードはもんじゃ焼きです。もんじゃ焼きのルーツは江戸時代までさかのぼり、月島の駄菓子屋の前でおやつとして販売されていたのが根源といわれています。現在も月島はもんじゃ焼きの聖地であり、駄菓子屋が激減した今は大人向けの料理として展開されています。
【神奈川】よこすか海軍カレー
神奈川県のソウルフードはよこすか海軍カレーです。よこすか海軍カレーは、現在まで続くカレーライスのルーツといわれています。元々はイギリス海軍で提供されたカレー風味のシチューをアレンジした食べ物であり、栄養分を高めることで当時の日本海軍の健康問題が大きく改善されました。
【茨城】あんこう鍋
茨城県のソウルフードはあんこう鍋です。茨城県であんこうが漁獲される常磐沖では、親潮と黒潮が混ざり合い、大量のプランクトンが発生します。このプランクトンを目当てに集まった小魚たちはあんこうの良質な餌となり、ほかの県では食べられないほどの肉付きの良いあんこうが獲れるのです。
【栃木】しもつかれ
栃木県のソウルフードはしもつかれです。しもつかれとは、酒の頭・豆・根菜などを酒粕で煮込んで作る料理のこと。元々は、2月の初午(はつうま)という行事と結び付けた食べ物です。食料が乏しくなる真冬に稲荷神社にお供えするため、残り物を巧みに利用したというルーツを持ちます。
【群馬】焼き饅頭
群馬県のソウルフードは焼き饅頭です。元来群馬県は小麦の生産が盛んであり、饅頭をはじめとする小麦料理が繁栄しやすい土壌が整っていました。なかでも串に刺して食べる焼き饅頭は、斬新な発想が受け入れられ県内に拡大。明治時代に黒蜜が輸入されるようになってから、現在の「甘だれ」が主流になったとのことです。
【千葉】なめろう
千葉県のソウルフードはなめろうです。おもに房総半島の沿岸部に古くから伝わっており、足場の悪い船上で調理するために生まれた料理と考えられています。なめろうに必須の味噌は、船上では醤油がこぼれやすいため代用として導入されたのがきっかけです。
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