ライター : METLOZAPP

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ソウルフード(soul food)とは|言葉の意味を解説

ここでは、ソウルフード(英:soul food)の言葉の意味についてご紹介します。現代の日本では、住んでいる場所や精神性に近しい食べ物としての意味が強いソウルフード。しかし、本来の言葉や文化のルーツはやや異なります。ソウルフードへの理解を深め、日本や世界の食文化への見識を深めていきましょう。

元々は南米南部の黒人の伝統的な料理を指す

ソウルフードは元々、アメリカ南部の黒人の伝統料理を指します。1860年代におこなわれていた南北戦争時代、アフリカ人は奴隷としてアメリカに連れてこられました。支給されたわずかな食材や白人の残飯などを利用して作られた料理が、ソウルフードと呼ばれます。

ソウルミュージックに代表されるように、「ソウル」という言葉には「アフリカ系アメリカ人の文化・スピリット」というニュアンスが含まれています。自らの民族と白人の料理を組み合わせることで生まれた、アフリカ系アメリカ人の料理がソウルフードなのです。

日本でソウルフードとは「郷土料理」のこと

上記のように歴史的な意味を持つソウルフードですが、日本では本来とは異なる意味で広まっています。日本におけるソウルフードとは、伝統料理や郷土料理です。大阪のたこ焼きや沖縄のゴーヤチャンプルーなどのように、地域に土着した文化を持つ食べ物がソウルフードと呼ばれます。

そのため海外でソウルフードについて話しても、スムーズに相手に伝わらない可能性があります。日本におけるソウルフードの意味を伝える際は、ローカルフードと言い直すようにしましょう。

思い出や記憶に紐づいた食べ物

日本におけるソウルフードは、土地や文化だけではなく、思い出や記憶に紐づいた食べ物にも該当します。つまり、私たち1人ひとりに個人的なソウルフードが存在しているといえるでしょう。

たとえば、子どもの頃によく食べた屋台のフードや、家族が毎週作ってくれたカレーライス、学生時代に頻繁に自炊していた節約料理……。「食べると自分らしさを思い出せる」「懐かしい気持ちになり力が湧いてくる」といえる食べ物は、総じてソウルフードと呼べるでしょう。

日本人にとってのソウルフードって何?

ここでは、日本人にとっての代表的なソウルフードをご紹介します。日本は住む地域によって食文化や味の好みが大きく異なりますが、どのエリアでも共通して食べられている食材・料理も多いものです。日本のソウルフードをあらためて学び、懐かしい味に思いを馳せてみましょう。

米・おにぎり

日本にとってのソウルフードといえば、欠かせないのがお米やおにぎり。朝昼晩とあらゆるシーンで食卓に登場するお米ですが、実は国に品種登録されているお米の数は950品種以上も存在しているんです。

主食用として作られている品種は限定されていますが、日本が米文化とどれほど親密であるかがわかる数字ですよね。おにぎりの定番具材は地域や家庭によって異なるため、1人ひとり好きなものが違うのも面白いポイント。なかには、とろろ昆布やトマトなど珍しい具材が定番という地域も!
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