ライター : チョビ子

ベトナム名物!「バインミー」とは

Photo by きたやまあさみ

バインミーとは、やわらかいフランスパンに切り込みを入れてバターを塗り、野菜、ハーブ類、肉など好きな具材を選んで挟む、ベトナムで人気のサンドイッチのことです。仕上げに「ヌクマム」という魚醤を振りかけて食べるのが、本場の食べ方。

ベトナムではホーチミンをはじめ、街角のいたるところにこのバインミーの屋台が並んでいます。まさに、ベトナムのソウルフードと言える食べ物なんです!

ベトナムの定番!レバーパテのバインミーのレシピ

Photo by きたやまあさみ

調理時間 30
本場ベトナムの定番「レバーパテのバインミー」のレシピをご紹介します。レバーパテは市販のものを使い、簡単で本格的な味わいを再現しました。ヌクマムの代わりに、日本でよく売られているナンプラーを使ってもOKです。

材料(2人分)

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  • フランスパン 1本
  • ハム 6枚
  • レバーペースト(市販) 適量
  • バター 20g
  • パクチー 適量
  • ヌクマム(ナンプラーでも代用可) 適量
  • 大根 150g
  • にんじん 150g
  • 小さじ1杯
  • a
    • 砂糖 大さじ1杯
    • 大さじ2杯
    • お湯 大さじ2杯

コツ・ポイント

  1. バインミーの醍醐味は、パリッと軽い食感のフランスパンです。外はカリッ、中はふわふわに仕上げるために、必ず食べる前に温めましょう。両面を焼き、皮がパリッとしたら、具材を挟んですぐにかぶりつくのが、本場ベトナム流のおいしい食べ方です♪

下準備

・フランスパンは半分に切る(15cmほどの短いものであればそのまま使ってもOK) ・パクチーはざく切りにする ・きゅうりは細切りにする

作り方

1.大根とにんじんをせん切りにする

まな板の上にあるせん切りにした大根とにんじん

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大根とにんじんを細めのせん切りにし、塩を振りかけて軽くもみ、5分ほど放置します。水分が出てやわらかくなったら、水でもみ洗いをして塩をしっかりと落としましょう。

2.別のボウルに調味料を入れ、混ぜ合わせる

透明のボウルに入ったなますの調味料

Photo by きたやまあさみ

ボウルに(a)の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせます。お湯が冷めないうちに手早く混ぜ、砂糖をしっかり溶かしましょう。

3.調味料と合わせる

ボウルの中で合わせ調味料と大根、にんじんを混ぜ合わせる様子

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水気をよく絞った大根とにんじんに、合わせ調味料を注ぎ、よく混ぜ合わせます。10分ほど置くと、味がよくなじんでおいしくなりますよ。 ※余ったなますは、密閉容器に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存ができます

4.フランスパンを軽く焼く

フライパンの上で半分に切ったフランスパンを軽く焼く様子

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フライパン(オーブントースターでも可)で、フランスパンの表面を軽く焼きます。ときどき裏返しながら、両面がパリッとするまで焼きましょう。粗熱がとれたら横からナイフを入れて、ポケット状にします。

5.切り口にバターとレバーペーストを塗る

フランスパンの切り口にレバーペーストを塗る様子

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切り口の両面にバターを薄く塗ります。レバーペーストは下の面にのみ塗りましょう。味のバランスが良くなるよう、奥までしっかり塗ってくださいね。固くて塗りにくい場合は、スプーンで空気を含ませるように練り混ぜると塗りやすくなります。

6.具材を挟む

なます、ハム、パクチーが挟まったバインミー

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きゅうり、ハム、大根とにんじんのなます、パクチーをのせます。パンから少しはみ出しそうなくらい、具材をたっぷりとのせるのがおいしく作るコツ。万が一のせすぎてしまっても、最後にギュッと押せば、まとまりが良くなります。

7.仕上げにヌクマムを振りかける

バインミーの仕上げにナンプラーをかける様子

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仕上げにヌクマム(またはナンプラー)を振りかけたら完成です。お好みで黒こしょうや唐辛子をかけてもおいしいですよ。

バインミーの人気具材アレンジ10選

1. 余ったおせちをリメイク!紅白なますのバインミー

Photo by macaroni

おせちで余った「紅白なます」をリメイクするバインミーのレシピです。完成済みのなますを使用することで、時短を実現♪ 甘酸っぱいなますと、旨味が凝縮された豚肉が相性抜群です。豚肉をたっぷり挟むので、満腹感がしっかりありますよ。

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