おいしいかぼちゃの選び方

・表皮の緑色が濃く、ずっしりと重量感のあるもの
・形がいびつでなく、左右対称に丸くなっているもの
・ヘタ(軸)が太く、そのまわりが乾燥して硬いもの
・切り売りの場合は、果肉のオレンジ色が鮮やかで肉厚のもの
・中の種が熟していて、しっかりと膨らんでいるものが良品

なす

本来なすは夏野菜ですが、「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあるほど、秋によりおいしくなる野菜の代表格です。

なすも品種がたくさんあることで有名ですが、よく出回るのは千両なすと呼ばれる中長なす。価格が手頃で財布にやさしく、どんな料理にも合う万能野菜として、主婦を中心に人気があります。

おいしいなすの選び方

・皮に傷がなくツヤがあり、身に張りがあるもの
・へたのガクにあるトゲが鋭くとがっているもの
・果皮の色が濃くて、へたの切り口が新しいもの
・手で持つとすっしりと重みのあるもの

ごぼう

ごぼうは歯ごたえのある食感と、ほのかな土の風味が持ち味。原産地のアジアやヨーロッパでは薬として用いられ、食用として栽培されてきたのは日本だけなのだそうです。

品種もいろいろあり、昔から関東は長く、関西は短いごぼうが一般的。いまは長い品種のごぼうが中心で、晩秋から冬にかけてが出荷の最盛期です。

おいしいごぼうの選び方

・土がついたごぼうのほうが保存性に優れるうえ、風味と香りが良い
・できるだけ太さが均等で、ひげ根の少ないものを選ぶ
・ぐにゃぐにゃしているものや、ひび割れしているものは避ける

れんこん

れんこんは穴が多く先が見通せることから、おせち料理に欠かせない縁起の良い野菜。蓮の地下茎が肥大したもので、在来種もありますが、いまは明治以降に入ってきた中国種が中心です。

粘りが少なくシャキシャキした食感の中国種は、晩秋から冬にかけてが旬。秋口に出回る、やわらかい新れんこんも人気があります。

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