いろんな種類がある「なす」。代表5品種と名産なす5品種の特徴を解説

日本の食卓に登場することが多い人気の野菜「なす」。いろんな種類やさまざまな形がありますが、いつも何気なく使っているなすとはどんなものなのでしょうか。家庭でよく使用される代表的ななすの品種と、各地で評判の特産なすをピックアップして、特徴や産地、おいしい食べ方などを紹介します。

2020年6月30日 更新

ライター : ☆ゴン

カフェやレストランなど外食関連の紹介記事を中心に、豆知識やおいしい料理のレシピなど、皆さまのお役に立つ情報を発信したいと思います。

「なす」はどれくらいの種類があるの?

なすは世界中で1,000種類ほどあるとされ、日本国内だけでも200種類近くの品種があるといわれています。

成分はほとんどが水分ですが、味にクセがないため幅広い料理に利用され、特に油との相性抜群と人気の野菜です。この記事では代表的な品種と特産品として評判のなすを紹介します。

なすを代表する一般的な人気品種5選

1. もっともポピュラーな「中長なす」

長さが12~15cmほどの「長卵形なす」とも呼ばれる品種です。もっとも市場に流通しているなすで、たくさん採れて作りやすいことから、日本全国で栽培されています。

ハウス栽培ものが多いため、ほぼ一年中出荷されていて、ほどよいやわらかさと扱いやすい大きさで人気。調理法を選ばず、幅広い料理に利用されています。

2. 各地の特産・名産品「丸なす」

文字どおり丸い形をしたなすの総称です。まん丸や少し扁平のものまでいろんな形があり、大きさもひと口サイズから直径10cmほどのものまでさまざま。

北陸や東北、関西でよく作られている品種で、各地の特産品になっています。露地物が多いことから旬は夏で、肉質が締まっているため田楽や煮物などの料理に最適です。

3. 古くからの在来種が多い「長なす」

長さが20~25cmにもなる細長いなすの総称で、古くから栽培されてきた固有種が、東北や西日本などの各地で特産品として作られています。

秋田や岩手県、大阪府に宮崎県などがおもな産地として有名です。早いところで4月頃から出回りはじめ、11月まで収穫できる地域も。やわらかめの肉質が焼きなすに向いています。

4. 丸ごとのお漬物に最適「小なす」

長さが8cm足らずで収穫される小さいなすの総称で、重さは20g未満のものが一般的です。コロッとした丸いものや卵形など、かわいい見た目が一番の特徴。

水なす系統の「十全(じゅうぜん)なす」で有名な新潟県や、からし漬けが特産の山形県で、さまざまな品種が栽培されています。一年中流通していますが、旬はやはり夏ですね♪

5. アメリカ生まれ「米なす(べいなす)」

※画像はイメージです
アメリカ生まれの品種を、日本で栽培しやすいように改良したもの。いろんな品種がありますが、ヘタが緑色の大きななすを総称してこのように呼びます。

果肉は硬めで締まっていて、煮くずれしにくいため加熱調理に最適。特にトマト煮やラタトゥイユなどの洋風煮込みにすると、最後まで形が残り、しっかりした食感を味わえます。
Photos:9枚
枝に実った中長なす
ざるに入った丸なすとインゲン、ミニトマト
段ボール箱の中の長なす
小なすのお漬物
鷹の爪が入った水なすのお漬物
4個の加茂なす
三豊なすのグラタン
手で持ったヒゴムラサキ
京山科なすと万願寺唐辛子の南蛮漬け
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