ライター : はちこ

料理研究家 / 元イタリアンコック

鮮やかな色が特徴の「ビーツ」

鮮やかな赤色が特徴的な野菜「ビーツ」。日本料理ではそれほど頻繁に使用される野菜ではありませんが、代表的なロシア料理のひとつであるボルシチには欠かせない野菜です。

見た目はかぶや大根と似ていますが、実は意外なことにほうれん草と同じ科に属するのです。和名では、火焔菜(カエンサイ)といいますよ。

旬はいつ?

ビーツの旬は6月~7月、11月~12月ごろ。3月と8月の下旬に種蒔きをし、わずか2〜3ヶ月で収穫ができます。最近では、カルディや成城石井などの海外輸入スーパーにて缶詰で購入できるので、一年中いつでも楽しめます。
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ITEM

S&W スライスビーツ

¥443〜

内容量:425g(固形量:200g)

※2023年7月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ビーツの基本の食べ方

生で食べる

意外と知られていませんが、本来ビーツは生のまま食べることができ、シャキシャキとした食感を楽しむことができます。皮を厚めに剥いたり、薄くスライスすれば、ビーツ特有の土臭さを減らすことができます。また、スライスしてから水にさらすのも効果的です。サラダやスムージーにしていただきます。

ゆでてから食べる

細かく切ってサラダにして生で食べる方法もありますが、一般的には火を通してから食べます。ビーツは硬いので、丸ごとゆでから切りましょう。

ビーツがかぶるぐらいの水を入れた鍋に、洗ったビーツを丸ごと入れて水から加熱します。弱火でじっくり20~30分かけてゆでます。ときどき蓋をあけ、火の通り具合を確かめつつ、中までやわらかくなったら完成です。ゆでるときに少量の酢を入れると、きれいな赤色に仕上がりますよ。

ホイル焼きにして食べる

風味を楽しみたいならローストがおすすめです。水洗いしたビーツをアルミホイルに包んだら、180~190℃のオーブンで40分ほど焼きましょう。ローズマリーやタイムなどのハーブを入れてローストしてもいいですね。
食べ方手軽さ甘味食感おすすめのレシピ
☆☆シャキシャキサラダ、スムージー、ピクルス
ゆでる☆☆☆☆☆ほくほくサラダ、スープ、ボルシチ
ホイル焼き☆☆☆☆☆☆ほくほくサラダ、ホイル焼き、ディップ

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