砂糖の原料になる《甜菜》の変種で、日本ではこの燃えるような色合いから火焔菜(カエンサイ)とも呼ばれています。
簡単おしゃれなビーツのレシピ。下ごしらえ・保存もこれでバッチリ◎
栄養たっぷり、色鮮やかなスーパーフードとして注目されているビーツ。生のビーツを手にとって、食べ方に悩んだことはありませんか?“茹でる”“ローストする”2通りの下ごしらえ方法と「ビーツとトマトの真っ赤なサラダ」の#おしゃレシピをお届けします。
今「ビーツ」が熱く注目されている理由
砂糖の原料になる《甜菜》の変種で、日本ではこの燃えるような色合いから火焔菜(カエンサイ)とも呼ばれています。
なぜビーツが注目されているのか?
彩りがきれいなだけではなく「食べる輸血」と言われるほど、鉄分や葉酸が豊富な野菜です。
冷え性や新陳代謝をアップしたい人、美肌を求める人たちに熱く支持されている野菜なのです。
はじめに。ビーツの下処理・下ごしらえ
ビーツを下茹でする方法は2通りあります。
1. 茹でる
2. ローストする
どちらの調理方法を選ぶとしても、皮は剥かずに必ずそのままの状態で下ごしらえをすることが最大のポイントです。
皮を剥いてしまうと、せっかくのビーツの色と旨みが流れ出てしまいます。
ビーツの赤い色素が手につくので、ビニール手袋を使うのがおすすめ。
まな板も真っ赤になるので、空になった牛乳パックを切って洗い、広げて使うと便利ですよ。
1. ビーツの茹で方
・ビーツ……1個
・水……お鍋にたっぷりと(2リットルくらい)
・赤ワインビネガー又は酢……大さじ1
・塩……ふたつまみ
ときどき蓋をあけて覗いて、竹串をさして火の通り具合を確かめます。茹で時間は10分~1時間。お好みの固さになったら火を止めてください。余熱が入るので「少し固いかな?」くらいで火を止めてOK。
そして、ゆで汁につけたまま冷まします。完全に冷めたら皮は手でツルンと簡単にむけます。
2. ローストする場合
・ビーツ 1個
・オリーブオイル 大さじ1/2
・赤ワインビネガーまたは酢 小さじ1
・塩 少々
竹串を通してスッと通ればOK。こちらもときどき様子を見ながら加熱しましょう。