8. グラデーションを付けて。紅葉の練りきり

赤と黄色の食用色素で、紅葉を表現します。グラデーションのある赤色が華やかで、ぱっと映えますね。色素を混ぜて色の濃淡を付けるのが、このレシピのポイント。裏ごし器で細かくした練りきりあんを、あん玉の表面に貼り付けましょう。隙間がなく、丸くなるようにのせてくださいね。

9. 食品で色を付ける。かぼちゃの練りきり

見た目がそっくりな、かぼちゃの練りきりです。あん玉は白あんにかぼちゃを混ぜ、かぼちゃあんにするレシピ。練りきりあんは、抹茶で緑色に着色します。色付けは食品を使うので、着色料を使わないのがよいところ。ゴムベラで筋目を付けるレシピで、家にあるものをうまく利用できるのがうれしいですね

【冬】練りきりのデザインアイデア3選

10. 2種類のあんを使って。梅の練りきり

Photo by macaroni

梅をモチーフにする練りきりです。練りきりは丸い形のまま、スプーンやヘラで切り込みを入れます。練りきりあんは、こしあん、白こしあんの2種類を使ってひと工夫。淡い色合いがふたつ並んで、かわいらしいですよ。身近な道具で成形できるのがよいですね。

11. ねっとり味。風花の薯蕷(じょうよ)練りきり

風花とは、晴れた日に花のように散らつく雪のこと。コロコロした丸い形がキュートですね。丸く成形した練りきりに、芯の付いた三角棒を押し当てて作ります。練りきりあんは、白あんに大和芋と砂糖を加えて練りあげた薯蕷(じょうよ)。ややねっとりした舌ざわりが、冬にぴったりです。

12. 季節に合わせて。生抜きを飾る練りきり

季節に合う生抜きを使う練りきりです。土台の生地は、抹茶や食紅を使い、白・赤・緑の3色に仕上げます。花や葉、蝶々などの生抜きを飾ると、雰囲気たっぷりに。お好みの型を用意して、オリジナルの練りきりを楽しむのもアリです。

お家でトライ!オリジナルの練りきりを作ってみよう

見た目が繊細な練りきりは、上生菓子にあたる和菓子。食べるのが惜しくなるくらい、美しいものがたくさんあります。意外と作り方はシンプルで、お家で作ることも可能です。基本の梅の練りきりは、特別な道具がなくても大丈夫。家にあるもので、細工できますよ。

モチーフは、和風のものに限らず洋風のものでもよく、決まりはありません。ご紹介したレシピを参考にして、ぜひオリジナルの練りきりを作ってみてくださいね。

編集部のおすすめ