目次
練りきりとは
練りきりとは、白あんにさまざまな材料を加え、調整して練りあげる「練りきりあん」を主原料とする生菓子です。
練りきりあんに混ぜる材料はつなぎといい、ぎゅうひや小麦粉、里芋などを混ぜるのが一般的。これに色を加えたり細かい加工を施したりして、好みの色や形に成形します。
多くは季節ごとの草花や果実、動物など花鳥風月をかたどり、仕上がりは繊細で華やか。お祝い事やお茶席など特別な日に食べることが多く、芸術性が高いため上生菓子が多いです。
練りきりあんに混ぜる材料はつなぎといい、ぎゅうひや小麦粉、里芋などを混ぜるのが一般的。これに色を加えたり細かい加工を施したりして、好みの色や形に成形します。
多くは季節ごとの草花や果実、動物など花鳥風月をかたどり、仕上がりは繊細で華やか。お祝い事やお茶席など特別な日に食べることが多く、芸術性が高いため上生菓子が多いです。
茶会やお祝いの席の上生菓子
練りきりの基本的な材料は、こしあん(白・黒)、白玉粉、着色粉、水、片栗粉です。高級なものには白小豆、白ササゲ、白いんげん、えび芋、大和芋、百合根などを加えることも。口どけはなめらかで、上品な味わいです。
練りきりの歴史は古く、江戸時代ごろに誕生したといわれます。砂糖の価格が下がって小豆あんが流通する江戸後期に、技法的に完成しました。以降、茶席や儀礼の場で提供される献上品として使用され、今日に至ります。
練りきりの歴史は古く、江戸時代ごろに誕生したといわれます。砂糖の価格が下がって小豆あんが流通する江戸後期に、技法的に完成しました。以降、茶席や儀礼の場で提供される献上品として使用され、今日に至ります。
名前の由来
練りきりの正しい名前は「練りきりあん」です。一般的に、これを略して「練りきり」と名付けられました。完成した商品も、ほかの菓子に使われる材料としても「練りきり」と呼ばれます。名前の由来は、材料を合わせるときによく「切る」ように「練る」ことから、「練りきり」と名付けられました。
基本の梅形をマスター!練りきりの作り方
調理時間
70分
練りきりの基本となる、かわいらしい梅形のレシピです。本来は木べらで練ったり、三角棒(三角べら)や細工用の道具で成形したりしますが、なくても大丈夫。家にあるものを使ってできる方法をご紹介します。電子レンジで加熱するので、意外と簡単に作れますよ。
材料(5個分)
用意するもの
・木べらまたはゴムベラ
・竹串
・ふきん
・キッチンペーパー
・食品用手袋
・つまようじ
・ふるいまたは目の細かいざる
・竹串
・ふきん
・キッチンペーパー
・食品用手袋
・つまようじ
・ふるいまたは目の細かいざる
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