ライター : 村田真希

野菜ソムリエプロ / 国際薬膳師

後片づけもラクちん!揚げない芋けんぴの作り方

Photo by 村田真希

調理時間 30
*冷ます時間は除く
揚げずに炒めるだけで作れる芋けんぴ。少し多めの油を使って炒めることで、揚げたときのようなコクのある風味が楽しめます。細切りにしているので軽い歯ざわりが特徴です。さつまいもの素朴な甘さとカリカリの食感で、食べる手が止まりません。

塩を加えれば、甘さと塩気があとを引くおいしさの塩芋けんぴにアレンジできます。シロップをからめず塩と黒こしょうで味つけすれば、おつまみにもピッタリですよ。

コツ・ポイント

  1. さつまいもを細く切る
  2. 水けをしっかり拭きとる
  3. さつまいもが重ならない程度の量をフライパンに入れて加熱する
  4. 焼き色がつくまでさわらない
  5. カラカラと音がするまで炒める
さつまいもを細く切ると、短時間で炒められます。キッチンペーパーで水けをしっかり拭きとると、油はねを抑えられ後片づけがラクですよ。

形を崩さないために、表面に焼き色がつくまでさわらないようにしましょう。カラカラと音がするまで炒めることで、カリッとした食感になります。

材料(2人分)

Photo by 村田真希

作り方

1.さつまいもをマッチ棒サイズに切る

マッチ棒サイズにカットされたさつまいも

Photo by 村田真希

さつまいもは繊維にそって幅・厚さを3~4mmに切ります。水に5分ほどさらし、にごりがなくなるまで数回洗ってザルにあげます。

2.水けをしっかり拭きとる

キッチンペーパーをひいたバットに棒状に切られたさつまいもが並んでいる

Photo by 村田真希

キッチンペーパーで、さつまいもの水けをしっかり拭きとります。

3.フライパンで炒める

フライパンに並んだ炒める前の棒状のさつまいも

Photo by 村田真希

冷たいフライパンにさつまいもを入れ、サラダ油を回しかけたら、やさしく混ぜます。重ならないように広げ、中火で表面に焼き色がつくまでさわらず炒めます。
フライパンでさつまいもをカリカリに炒めている様子

Photo by 村田真希

全体が黄色くなったら弱火にし、混ぜながら水分が飛ぶまで炒め続けます。カラカラと音がしたら、一度取りだします。

4.シロップをからめる

フライパンの中で砂糖と水が加熱された状態

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フライパンの中をキッチンペーパーで拭き、砂糖と水を入れたら中火で加熱します。焦げないように混ぜながら溶かしましょう。
フライパンの中でシロップをからめたさつまいも

Photo by 村田真希

泡が出てきたら、3を加えて弱火にし1分ほど混ぜます。

5.取りだして冷ます

クッキングペーパーをしいた天板に並べられたカリカリの芋けんぴ

Photo by 村田真希

クッキングシートをしいた天板にとりだし、重ならないように広げて冷まします。

カリカリ芋けんぴをフライパンで作ろう

Photo by 村田真希

紹介した「芋けんぴ」は、さつまいもを細切りにしてフライパンで炒めるだけの手軽さが魅力。揚げないので低カロリー、後片づけも簡単にすみます。バター不使用ながら、コクのある風味とカリッとした食感が楽しめるのも嬉しいポイントです。ぜひ挑戦してみてください。

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