2. スプーンを使用。バラの練りきり

バラの練りきりは、特別な道具がいらないのがよいところ。スプーンで筋を付け、側面は指でへこませればOKです。基本の梅の練りきりよりも、作るのは簡単。赤い着色料でしっかりと色付けしても、バラなら不自然になりません。緑の葉を添えると、雰囲気がぐっとアップしますね。

3. 口金や型抜きを使って。花筏の練りきり

水面に散った桜の花びらを表現する、花筏(はないかだ)。水色とピンク色の練りきりあんを使用し、モンブラン用の口金で絞り、桜の型で抜いて作ります。はらはらと桜が散りゆく様子が表現され、芸術性の高いひと品。中身はカシスあんを使い、ふつうの練りきりとはちょっと違うところもユニークですね。

【夏】練りきりのデザインアイデア3選

4. アボカドを混ぜて着色。新緑の練りきり

Photo by macaroni

練りきりあんにアボカドを加える、新緑の練りきりです。緑色は抹茶や着色料を使うことが多いですが、アボカドの自然な色を活かすレシピ。若草のような独特の香りは少しありますが、味に大きく影響しませんよ。カードやスケッパーで、放射線状に筋を付けてみてくださいね。

5. 青い寒天をトッピング。あじさいの練りきり

あじさいモチーフの練りきりです。四角くカットした練りきりあんを、あん玉にくるんとかぶせて土台を作ります。あじさいの花は、青く着色した寒天を使用。花型でくり抜いてトッピングすると、透明感が出ます。緑の練りきりあんで葉を添えれば、梅雨時期をうまく表現したひと品に。

6. ゼリーや金粉で吹き流しに。天の川の練りきり

練りきりは、自由に表現できるのがおもしろいところ。こちらは、天の川の練りきりです。青と紫のゼリー、オレンジの星形練りきり、金粉をトッピングして、キラキラした吹き流しを表現。着色料は入れすぎないほうが、淡い色味に仕上がりますよ。のせるだけなので、成形はむずかしくありません。

【秋】練りきりのデザインアイデア3選

7. 見映えのする仕上がり。はさみ菊の練りきり

菊の花びらを表現する、はさみ菊の練りきりです。表面の白い練りきりあんに、菓子ばさみで切り込みを入れます。あんがはさみに付いたときは、きれいにふき取ってから使ってくださいね。黄色の練りきりあんは、三角棒の菊芯に付けて埋め込み花芯に。とても見映えのするひと品です。

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