10位 肉まん(81票)

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ボリューミーで腹持ちのよい肉まんは、軽食に大人気。関西では「豚まん」と呼ばれ、基本的にはどちらも同じものを指します。売り場に両者が並ぶ場合は、粗びきの豚肉を使用し、肉感を活かしたものを「豚まん」とすることが多いようですよ。

肉まんを生地から作るのは大変ですが、食パンを活用すれば簡単です。詳しいレシピは下記の動画で紹介しています。

なお、1月25日は「中華まんの日」。1902年1月25日に、北海道旭川市で日本観測史上最低気温のマイナス41度を記録したことに由来しています。「寒い日には中華まんを食べて温まってもらおう」という思いから、制定されました。

11〜15位のランキング結果

ここからは、11位〜15位の結果を続けて紹介しますよ。

11位 杏仁豆腐(78票)

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さっぱりとした味わいと、ツルッとした喉越しが魅力の杏仁豆腐。中華料理店で必ずといっていいほど出てくる、定番のデザートですよね。

「杏仁」とは、あんずの種の中にある仁のこと。これをすりつぶした「杏仁霜(きょうにんそう)」を使用して作るのが杏仁豆腐です。寒天で固めるとプリッとした食感に、ゼラチンを使うとなめらかな口あたりに仕上がります。

なお杏仁霜は、スーパーの中華材料コーナーや、製菓材料専門店で販売されていますよ。

12位 酢豚(73票)

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酢豚に入っているパイナップルが好きという人もいれば、あまり好まない人もいますよね。そもそもなぜ酢豚にパイナップルを入れるのか、その理由は諸説あります。

もっとも有力視されているのが、高級感を出すためという説。中国に住む欧米人を相手に、当時貴重だったパイナップルを酢豚に入れたことが始まりと考えられていますよ。

酢豚をおいしく作るには、火入れの加減が一番のポイントです。

13位 担々麺(66票)

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ピリ辛のひき肉がトッピングされた担々麺は、中国四川発祥の麺料理。「担」という文字には「担ぐ」という意味があり、鍋や食器と一緒に天秤棒で担いで売られていたのが名の由来と考えられています。

そんな担々麺を日本に広めたのは、本記事にたびたび登場している陳建民氏。中国では汁なしで供されていたものを、日本人向けに汁入りでアレンジしたそうですよ。

14位 チンジャオロースー(65票)

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「チンジャオロースー」は漢字で書くと「青椒肉絲」となります。「青椒」は中国語で「ピーマン」を表し、「肉絲」は「肉の千切り」のことです。よって、ピーマンと肉の千切りを炒めたものを、「チンジャオロースー」と呼びます。

野菜をシャキッと仕上げるのが、おいしく作る最大の秘訣。調味料は先に合わせておき、強火で一気に炒めると本格的なチンジャオロースーになりますよ。

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