ライター : macaroni 編集部

いよいよ年の瀬!朝マーボーで活力チャージ!

Photo by macaroni

2021年も残りわずか。年内に済ましておきたい仕事や家事など、予定が詰まって目が回りそうという方も多いのではないでしょうか。もうひと踏ん張りしたいこの時期に、一日のスタートを元気にさせる朝食が麻婆豆腐。通称、“朝マーボー”です。

そんな朝マーボーの魅力を、実際に長年朝マーボーを実践し続けている麻婆豆腐マニアの藤崎涼さんにたっぷり教えていただきました!

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ドラマー/藤崎涼(ふじさきりょう)さん 16歳よりプロドラマーとしての活動を開始。横浜銀蝿一家をはじめ、さまざまなアーティストのサポートや音楽プロデューサーとして活躍。また激辛料理・麻婆豆腐に魅せられ、食べ歩いた麻婆豆腐店は1,000店以上。麻婆豆腐マニアのドラマーとしてメディア出演のほか、自身が監修した唐辛子「七海涼辛子」も発売中
さまざまなメディアで、朝マーボーを推奨している藤崎さん。まずは、どんな経緯で朝マーボーを始めたのか伺いました。

「僕は、ほぼ毎朝必ず麻婆豆腐を食べています!本当は夜に食べたいのですが、油たっぷりの麻婆豆腐と白米という究極の組み合わせは、残念ながら太りやすくもあるんですよね。僕はこれでも健康や体型管理に気を遣っているので、夜は炭水化物を摂らないようにしています。

でも大好きな麻婆豆腐と白米を毎日食べたい!そう考えたときに、じゃあ朝に食べればいいんじゃないかと。それが始まりです」と藤崎さん。

エネルギーを一番補給しなくてはならない朝食に高カロリーな麻婆豆腐を食べることで、一日の活力源にしているんですね。好きなものを朝一番に食べるとテンションも上がり、香辛料の刺激で目覚めもよいと藤崎さんは言葉を続けます。元プロ野球選手のイチローさんが火をつけた、“朝カレー”に通ずるものを感じました。

朝マーボーは辛さが大事!

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十代の頃にマーボーラーメンの虜となり、二十代の頃に初めて食べた四川麻婆豆腐に衝撃を受けたことから始まったという、藤崎さんと麻婆豆腐の歴史。当時、中国のサイトにしかなかった麻婆豆腐の元祖・陳麻婆豆腐のレシピを自ら翻訳し、研究に研究を重ねて渾身の味を作り上げてきたそうです。

「普段の朝食はスタンダードな四川風麻婆豆腐なんですが、日によっては激辛を欲することも。アグレッシブに動く日は、いつもより激辛の麻婆豆腐が気合のスイッチを入れてくれます」

藤崎さんにとって朝マーボーは、自身のモチベーションに直結する勝負メシ。その日のスケジュールに合わせ、さまざまなアレンジで麻婆豆腐を楽しんでいるそうです。豊富なバリエーションで朝マーボーライフを楽しんでいる藤崎さんから、シチュエーション別に3つの朝マーボーレシピを教えていただきました。

レベル1:休日の朝食

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「誰にも会わない休日だからこそ、匂いを気にせずにんにくとニラを多めに入れたスタミナ麻婆はいかがでしょう。1週間の疲れが吹き飛びますよ!

牛肉はステーキ肉をさいの目切りにカットしたものと、もも肉をみじん切りにしたものを入れて食感の違いを楽しみます。花椒(ホワジャオ)は入れず、辛味は控えめに仕上げるのがポイント。納豆と溶き卵を入れることでとろみが出るので、片栗粉は使いません。油少なめのレシピなので、ヘルシーに食べたいときにもおすすめです。

マイルドでやさしい辛さなので、納豆の味が立ちつつも、マーボーの旨味もしっかり味わえるひと品です!」

レベル2:普段の朝食

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「普段の朝食にはスタンダードな四川風麻婆豆腐がおすすめです。ただ、ごはんばかりだと飽きるので、焼きそばやラーメンにかけたりすることもあります。ちなみにラーメンなら、醤油味のインスタント麺の汁がある状態で、その上に麻婆豆腐をたっぷりのせて食べるのがおいしいですね。

パスタやうどん、蕎麦にもかけても合うのが麻婆豆腐のすばらしいところ。でも、王道はやはり“白飯”なんです」

レベル3:がんばる日の朝食

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「スタンダードな四川風麻婆豆腐がベースですが、作るときに油を多めにし、唐辛子も多めにして激辛仕様にしました。麻婆豆腐は元来“”の料理です。たくさん入れてこそ本物の麻婆豆腐ですよ!一日中体力を使う日のエネルギー補給には、カロリーが多めくらいがちょうどよいはず!?

単に辛いだけではなく、しびれ、旨味、辛味、塩味、豆腐やお肉から出てくる自然な甘みなど、いろんな味が複雑に絡んだ深みのある味わいに仕上がります。朝からテンションを上げたい日にもピッタリです!」

これがイチオシ!麻婆豆腐マニアの朝マーボーレシピ

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それではいよいよ、藤崎さんイチオシの究極麻婆豆腐のレシピを伺いましょう!

「とにかくおいしい!麻婆豆腐を愛してやまない僕がだどりついた究極の麻婆豆腐です。馴染みのない調味料もあるかもしれませんが、ピーシェン豆板醤と豆鼓は味の決め手になるので必ず用意してほしいです。ほどよい辛味と旨味が最高にマッチして、これまでの麻婆豆腐の概念がくつがえされるほど、おいしいレシピですよ!」

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