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黒系ぶどうの品種 14種類一覧
ぶどうの品種名 | 産地 | 旬 | 特徴 |
---|---|---|---|
巨峰 | 長野県 | 8月〜10月 | 大粒で、糖度は18〜20度の濃厚な甘味が魅力 |
ナガノパープル | 長野県 | 9月 | 中粒でさわやかな甘さ。種がなく皮まで食べられる |
ピオーネ | 岡山県 | 8月〜9月 | 大粒。糖度は16度以上あり、風味がよい |
紫玉 | 山梨県 | 8月 | 大粒。甘味と酸味のバランスがよい |
スチューベン | 青森県 | 10月下旬〜2月 | やや小粒。酸味が少なく、はちみつに似た強い甘味が特徴 |
高墨 | 熊本県 | 8月〜9月 | 巨峰よりやや小ぶり。濃厚な甘味とコクがある |
藤稔 | 山梨県 | 8月〜9月 | 大きいものは、500円玉サイズのものも。ジューシーで皮離れがよい |
ウインク | 山梨県 | 9月〜10月 | 大粒の長楕円形。酸味が少なくさっぱりとした甘さで、皮ごと食べられる |
オーロラブラック | 岡山県 | 8月〜9月 | きれいな球形で、種なしが多い。糖度は17~18度 |
ブラックビート | 熊本県 | 7月〜8月 | かなり大粒。種なしで甘みと酸味のバランスがよい |
オリエンタルスター | 広島県 | 8月〜10月 | 巨峰よりもやや小さく楕円形。食感はしっかりとして、ジューシーで甘い |
キャンベル・アーリー | 北海道 | 8月〜9月 | 中粒。濃厚で甘酸っぱい味わい。酸味が強く果汁が多い |
ブラックオリンピア | 石川県 | 8月〜9月 | 大粒でジューシー。糖度が高く「はちみつぶどう」と呼ばれることも |
マスカット・ベリーA | 山梨県 | 8月〜10月 | フルーティーでほどよい渋味。赤ワイン用ぶどう品種のなかで生産量がもっとも多い |
巨峰
長野県で多く生産されている巨峰は、日本でもっとも日本一栽培面積が大きい品種です。正式な名称は「石原センテニアル」で、石原早生とセンテニアルを交配して作られたことから名付けられました。近年では種なしのものが好まれ、主流になりつつあります。
ナガノパープル
ナガノパープルは、その名の通り長野県のオリジナル品種です。皮ごと食べられる種なしぶどうとして人気が高まっています。実の大きさは、やや小粒の巨峰くらいで球状が特徴。しっかりとした歯触りと、バランスの取れた味わいが魅力です。皮は薄めで、皮ごと食べるとしゃくっとした存在感を感じられますよ。
ピオーネ
イタリア語で「開拓者」という意味を持つのは、巨峰とマスカットの交配種であるピオーネ。種なしのものはニューピオーネと呼ばれています。粒が非常に大きく食べ応えがあるぶどうで、爽やかな風味がたまりません。糖度は16度以上と高め。皮は厚めなので、剥いて食べるのがおすすめですよ。岡山県と山梨県で多く栽培されています。
紫玉
紫玉(しぎょく)は、山梨県で多く栽培されているぶどうです。収穫時期は巨峰よりも早く、8月上旬から下旬頃。ひと粒12gほどもある大きな実が特徴です。皮は厚めながら剥きやすく、小さなお子さんも食べやすいですよ。味は巨峰によく似ていて、甘みと酸味がしっかりとした濃厚です。
スチューベン
青森県が主な産地であるスチューベンは、アメリカ・ニューヨーク生まれの品種です。収穫時期は10月初旬から中旬ですが、青森県ではりんごの貯蔵技術とスチューベンの日持ちのよさを活かし、翌年2月頃まで出荷しています。スチューベンの特筆すべき点は、なんといってもその甘さ。糖度は20度にもなり、まるではちみつのような味わいです。
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