ロザリオ・ビアンコ

ロザリオ・ビアンコは、ロザキとマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配してできた品種です。主な産地は山梨県で、全国の半分近くを占めています。9月上旬から下旬に多く出回り、旬を迎えるとまろやかな甘みが際立ちます。

黄玉

黄玉(おうぎょく)は大粒の白ぶどう。根元から先に向かって丸くなる風船型で、ひと粒は8~15gほどです。糖度は23~25度にもなり、酸味はほとんどありません。7月下旬頃か9月下旬まで長く出回るのも特徴のひとつです。

甲斐美嶺

甲斐美嶺(かいみれい)は、レッド・クィーンと甲州三尺の交配によって生まれました。名前の由来は、画家・ミレー。育成地である山梨県の県立美術館にミレーの絵画が多く所蔵されていることから名付けられました。房にびっしりと実がつき、実がやや小粒。黄緑色の果皮は剥きやすいのが特徴です。

翠峰

ピオーネとセンテニアルを交配してできた品種が翠峰(すいほう)です。楕円形の実は大きく、食べ応えがあります。甘みと酸味のバランスがよく、濃厚な味わいも特徴。主な産地は岡山県で、全国シェア約40%を占めています。

ナイアガラ

ナイアガラは、アメリカ・ニューヨーク州ナイアガラで誕生した品種です。日本に導入されたのは1893年のこと。明るい黄緑色の果皮とデラウェアに似たやわらかい実が特徴で、生食のほかにジュースや加工品に多く用いられています。

ハニービーナス

2001年に品種登録されたハニービーナスは、産地である宮崎県のブランドぶどうに認定されています。果皮は淡い緑色で大粒の実が特徴。名前の通り、強い甘みとマイルドな酸味がおいしいと評判です。
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