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唐揚げのおいしい揚げ方
唐揚げはみんなの大好物!おうちでおいしい手作りの唐揚げが作れたらうれしいですよね。しかし実際作ってみると、なんだか油っぽくなってしまったり、冷めるとパサパサだったり。味は悪くないのにうまく揚げられない、という方もいらっしゃるのでは?
唐揚げをおいしく揚げるためにはいくつかのポイントがあるのです。下ごしらえから衣のつけ方、さらにはカリッと食感のよい揚げ方まで、さまざまなコツをご紹介します!一手間かけておいしい唐揚げを作りましょう。
下味がポイント!基本の唐揚げレシピ
ここからは基本の唐揚げの作り方をご紹介します。下味の付け方や、2度上げの方法など分かりやすく紹介しているので、ぜひ参考してみてくださいね。これさえ覚えておけば、おうちで本格的な唐揚げを作ることができますよ。
材料
- 鶏もも肉 2枚(500g)
- しょうが(すりおろし) 大さじ1杯
- にんにく(すりおろし) 小さじ1杯
- 酒 大さじ1杯
- しょうゆ 大さじ1杯
- 片栗粉 大さじ3杯
- サラダ油 適量
作り方
1.鶏肉を切り分け、下味をつける
Photo by macaroni
鶏もも肉は余分な脂身と皮を取り除き、大きめのひと口大に切ります。
Photo by macaroni
ボウルに鶏肉としょうが、にんにく、しょうゆ、酒を入れてよくもみ込み、15分ほど置いて味を染み込ませます。
2.片栗粉をまぶす
Photo by macaroni
片栗粉を入れてよく混ぜ合わせます。固い場合は少量の水を足し、やわらかすぎる場合は片栗粉を足して調整してください。
3.油で揚げる
Photo by macaroni
160℃に熱したサラダ油に皮目を下にして入れ、4〜5分じっくりと揚げます。
鶏肉の皮目を外側にして肉を包むように形を整えるときれいに仕上がります。
Photo by macaroni
一度取り出してバットの上で5分休ませます。
4.二度揚げする
Photo by macaroni
油の温度を190℃の高温に上げて、もう一度唐揚げを戻し入れ、1〜2分揚げたら完成です。
おいしい唐揚げのコツ:下ごしらえをていねいに!
鶏肉は大きめにカットする
鶏肉は揚げると小さくなるので、少し大きめにカットしましょう。筋が密集している部分には切り込みを入れて、筋切りをしておくと焼き縮みを防ぐことができます。
鶏肉は揉んでやわらかく
鶏肉に下味をつけたらよく揉みましょう。こうすることで味を染み込ませてやわらかくします。最初に、フォークで適度に鶏肉を刺しておくと良いですよ。
鶏肉を冷蔵庫でよく冷やす
下味をつけたら15分ほど置きます。時間がある場合は30分程度、冷蔵庫で冷やすことをおすすめします。油の温度と鶏肉の温度に差ができると、カラっと揚げることができますよ。
おいしい唐揚げのコツ:衣は粉の種類と量で決まる
カリッとさせる衣
片栗粉だけで衣をつけると竜田揚げのようになり、よりカリっとした食感を楽しめます。衣をつけたら5分ほど馴染ませて、その後さらにもう一度つけると仕上がりがよい揚げ加減になります。
やわらかジューシーな衣
カリカリした唐揚げもいいけれど、ジューシーな唐揚げも食べたい。そのような場合は、漬けダレにマヨネーズを入れてみましょう。そして、薄力粉の衣をつけて揚げます。そうすると鶏肉の旨味を逃さず、やわらかく、ジューシーな仕上がりにすることができますよ。
カリッと感もほしい場合は、薄力粉と片栗粉の両方を使うと良いでしょう。その場合は、薄力粉を付けてから片栗粉をまぶしてください。
カリッと感もほしい場合は、薄力粉と片栗粉の両方を使うと良いでしょう。その場合は、薄力粉を付けてから片栗粉をまぶしてください。
おいしい唐揚げのコツ:二度揚げする
一度揚げたら5分休ませる
2回も揚げるのは面倒だし、そもそも油っこくなりそう……と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、これこそがおいしく仕上がるコツなのです。
基本レシピで紹介したように、4〜5分揚げたら、取り出し、5分バットの上で休ませます。
仕上げは高温
そして「2度揚げ」をぜひおこなってください。油の温度は190℃の高温にして1〜2分揚げます。
余熱でじっくり鶏肉に火を通し、最後に高温で仕上げる、この手順を忘れないようにしてくださいね。
おいしい唐揚げレシピ7選
1. しっとりおいしい。ジューシー唐揚げ
カリカリではなく、冷めてもおいしいしっとりタイプの唐揚げのレシピです。お弁当や作り置きにもぴったりですよ。片栗粉と薄力粉を半々で使っていますが、片栗粉を増やすとカリッと仕上がります。少量の油で揚げられるのも嬉しいですね。
2. 上新粉が決め手。ハワイのモチコチキン
衣に上新粉を使う唐揚げは、ハワイでは「モチコチキン(餅粉で作るチキン)」の名で愛されています。上新粉を使うと、外側はカリッカリ、中はジュワッとジューシーな仕上がりに。マヨネーズをかけて食べるのもおすすめですよ♪
3. 時間がたってもサクサク!パン粉の唐揚げ
お弁当に入れて、時間が経ってもサックサクの唐揚げのヒミツは、衣にパン粉を混ぜること!同量の片栗粉・天ぷら粉・パン粉を混ぜて衣にしています。下味にごま油も入れるので、香ばしい風味が感じられますよ。
4. レモン風味でさっぱり!旨塩唐揚げ
レモン果汁に漬け込む唐揚げは、さっぱりとした味わいで何個でも食べられてしまいそう!粗挽きの黒こしょうがいいアクセントになり、ご飯にもお酒にもよく合います。辛いのがお好きな方は、黒こしょうを多めに入れるとスパイシーでおいしいですよ。
5. 味付けは焼肉のタレだけ!簡単サクサク唐揚げ
なんと下味は焼肉のタレのみ!簡単お手軽な唐揚げのレシピです。ひと口大に切った鶏肉を10分焼肉のタレに漬け込み、衣をつけて揚げるだけ。味付けの失敗も少なく、時間のないときや、唐揚げを作り慣れていない方にもおすすめです。
6. きな粉を使って。糖質カット唐揚げ
衣に片栗粉や薄力粉ではなくきな粉を使い、糖質をカットする唐揚げのレシピです。通常の唐揚げと同じく下味をつけ、きな粉をまぶし油で揚げます。薄くまぶすと、カラッと仕上がりますよ。きな粉が余ってしまった時に、ぜひお試しください♪
7. 衣ザクザク。ソース唐揚げ
オイスターソースで味付けし、衣にラーメンをまぶす唐揚げは、スナック感覚で食べられるひと品。下味にはマヨネーズも使うので、鶏むね肉がしっとり仕上がりますよ。いつもと違う唐揚げは、お子様受けも間違いなし!
唐揚げの揚げ方を極めよう!
味を染みこませるために冷蔵庫で冷やしてみたり、二度揚げをしてみたり、単に揚げるだけではないのが唐揚げの奥の深さ。面倒な部分もありますが、手間をかければかけるほど理想の唐揚げができるのは楽しいですよね。
よりおいしい唐揚げに仕上がれば、手間暇もまったく苦にならないでしょう。この記事でご紹介したやり方は少し時間を要しますが、決してむずかしいものではありません。ぜひ一度トライしてみてくださいね。
よりおいしい唐揚げに仕上がれば、手間暇もまったく苦にならないでしょう。この記事でご紹介したやり方は少し時間を要しますが、決してむずかしいものではありません。ぜひ一度トライしてみてくださいね。
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