ライター : SATTO

webライター

衣次第でまるで違う唐揚げに

唐揚げはおうちで作る人気メニューのひとつで、定番の料理。しょうゆ味やスパイシー風味、あんかけやねぎ塩だれをかけるなど、味付けはさまざまです。鶏肉だけでなく、豚肉や魚介などでアレンジも豊富。

また、おいしい唐揚げを作るには、下味と同じくらい衣の食感も大事なポイントです。カリっと仕上げるか、ふわっと仕上げるか。またはしっとりジューシーにしたいかによって、衣の作り方やつけ方が変わるんです。この記事では、お好みの食感に仕上げる衣の作り方とつけ方をご紹介します。

小麦粉か片栗粉かはお好み次第

しっとり感サクサク感お弁当のおすすめ度揚げたて冷めてから
小麦粉☆☆☆☆☆☆☆☆カリッとジューシーしっとりやわらか
片栗粉☆☆☆ザクザクべちゃっとオイリー
小麦粉と片栗粉☆☆☆☆☆☆☆カリカリふわふわカリカリふわふわ
おうちで唐揚げを作るとき、衣になにを使っていますか?小麦粉か片栗粉のどちらを使えば良いのか、いつも迷うという人も多いはず。どちらの粉で衣を作っても間違いではありません。しかしどのように使うかによって、仕上がりが大きく変わってくるのです。

小麦粉だけか、片栗粉だけか、はたまたふたつを合わせるかで、違う食感の唐揚げになりますよ。

小麦粉のみの衣で作る唐揚げ

小麦粉のみの衣で唐揚げを作ると、揚げたてはカリッと、冷めるとしっとりした食感に変わるのが特徴です。カリカリ感は片栗粉にくらべて弱いものの、小麦粉のほうが肉に付着しやすく、旨味を逃さず閉じ込めてくれる効果があります。

片栗粉のみの衣で作る唐揚げ

片栗粉の場合、揚げたての衣は少し硬く、ザクザクした食感になるのが魅力です。油を吸いやすい性質なので、冷めるとやや重い感じに。ザクザク、カリカリとしっかりした衣がお好みなら、小麦粉よりも片栗粉を使うほうが良いですよ。

小麦粉と片栗粉を合わせてカリふわに

※画像はイメージです
小麦粉だけでは衣の食感が物足りなく、片栗粉だけではちょっとゴツゴツして、硬すぎると感じることがありませんか?そんなときは、片栗粉と小麦粉を合わせる衣がおすすめ。両方の性質を活かした、ちょうど良い具合の衣ができます。試してみる価値ありですよ。

ふたつの衣のつけ方

小麦粉と片栗粉を衣にするとき、小麦粉→片栗粉の順で、それぞれ同じくらいの量を薄くつける方法があります。内側の小麦粉が肉を包みこみ、旨味を逃がさずしっとりした食感に。重ねてつける片栗粉が、外側をカリっとした食感にしてくれるのです。

もちろん、ふたつの粉を混ぜ合わせてから、そのまま肉につけても、同じような効果が期待できます。

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