ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

大根の下の部分はどう調理する?野菜ソムリエが解説

Photo by pomipomi

大根は上のほうが甘く、下にいくほど辛味が強くなるというように部位ごとに特徴があります。下の部分は、水分が少なく筋張っており辛味が強いです。この記事では、野菜ソムリエが下の部分だからこそおすすめしたいレシピを紹介します。特徴を生かしたレシピを参考に残さずおいしくいただきましょう!

【大根の下の部分の特徴と調理のポイント】
・ 虫に食われないよう辛味が強く、筋っぽい
・ 辛いのが好きな方はそのまま大根おろしに、苦手な方は食べ方を工夫する
・ 大根の辛味が気になりにくい汁物や漬物がおすすめ

大根の部位別の特徴はこちら▼

1. ピーラーで薄くして。大根のツナマヨサラダ

Photo by macaroni

調理時間:15分

大根の下の部分は硬くて筋張っていることが多いです。サラダにするなら、ピーラーを使って薄くカットすれば心配無用。水にさらしシャキシャキッとした食感に仕上げましょう。天かすやツナ缶などコクのある食材を合わせればお子さんももりもり食べてくれます。

2. 旨味が染み込む。大根と豚バラ肉の煮物

Photo by macaroni

調理時間:15分

大根の下のほうは、水分が少ないので味染みやすいのが魅力。硬い場合があるので、いちょう切りにすると短い時間でもやわらかく煮えますよ。豚バラ肉の旨みがじんわり染みてごはんのおかずにぴったりです。

3. 作り置きしたい。大根のきんぴら

Photo by macaroni

調理時間:15分
保存期間:冷蔵で2〜3日


大根はきんぴらにしてもおいしいです。先端の硬い部位でも細切りにして炒めれば、歯ごたえを楽しめて箸が進みますよ。大根の皮をむいてから、皮だけをきんぴらにしてもGOOD。しっかりとした食感で、こちらもくせになります。

4. おつまみに。ベーコンチーズのハッシュド大根

Photo by macaroni

調理時間:20分

大根のしっぽは筋張っていて苦手……という方はハッシュド大根を試してみてください。細切りにしてじっくり焼けば、繊維が気になりにくく甘味が増して絶品です。ベーコンやチーズと混ぜるとカリカリッと香ばしくなり、おつまみやおやつになります。

5. 濃い味付けがよく合う。豚バラキムチ大根

Photo by macaroni

調理時間:15分
保存期間:冷蔵で2〜3日


大根の下の部分を煮物にするときは、おでんやふろふき大根のように大きくカットせず、薄切りや角切りなど小さめに切るのがポイント。辛いところも、じっくり煮て濃いめの味付けにすると気になりにくいですよ。ごはんのおかずにうってつけです。

編集部のおすすめ