ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

天日干しで作る。基本の切り干し大根

Photo by 坂本ちなみ

大根を切ってザルに広げ天日干しで乾燥させる、切り干し大根の基本の作り方です。

千切りだけでなく拍子切りやいちょう切りなどさまざまな切り方をすることで食感や食べごたえが変わり、料理のバリエーションを増やせますよ。一度にたくさん作るなら、いろんな切り方を試してみるのもおすすめ。お好みに合わせて作ってみてくださいね。
▼詳しい作り方はこちら

ピーラーやスライサーでも!大根の切り方

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市販品のような細長い切り干し大根を作りたいときは、スライサーで大根を千切りにしましょう。包丁で切る場合は、サイズをそろえやすい短冊切りがおすすめ。ピーラーを使えば、太めに仕上がります

拍子切りや輪切り、いちょう切りなど、お好みの形やサイズに切って作ってみてください。大根の皮で作るのも食感がよくおいしいですよ。

夜や雨の日はどうする?大根の干し方のコツ

Photo by 菅 智香

切り干し大根の干し方のコツ

  1. 大根の大きさをそろえて切る
  2. 大根が重ならないようザルに広げる
  3. 日当たりの良好な風通しのよい窓際に干す
  4. 雨の日や夜は室内に取り込む
  5. 空気が乾燥する秋〜冬に作る

干し方のコツ

切り干し大根をうまく作るコツは、大根の大きさをそろえてカットすることと、ザルに重ならないよう広げること。特に干しムラがあると保存の際にカビがはえるおそれがあり注意が必要です。水分が多いと感じたら、キッチンペーパーで表面の水分を少し拭いてから干してください。

大根を干す際は、重ならないようザルに広げ、風通しがよく日光が当たる場所におきましょう。天気のよい日に庭やベランダで干すのが最適ですが、風が強い日はザルがひっくり返らないように、重しをしてくださいね。

干し野菜用の干し網があると一度にたくさんの野菜が干せるうえ、虫やホコリから野菜を守ることができます。

室内干しをするなら

室内干しをする場合は、日光がよく当たる風通しのよい窓際に干しましょう。窓を開けて風が通るようにしておくと、早く乾燥しますよ。

ホコリが気になる場合は、ネット状の食卓カバーをかけるといいでしょう。ときどき様子を見て、水分が残っている箇所に日が当たるように調整してください。

おすすめ時期は?夜や雨の日はどうする?

梅雨時期は湿度が高くなかなか乾燥せず、カビが生えやすいため、切り干し大根作りにはあまり向きません。切り干し大根作りは、空気が乾燥する秋〜冬にかけての期間がおすすめ。保存がきくので、この時期にたくさん仕込んでストックするといいですよ。

夜や雨の日は、室内に取り込みましょう。外に大根を出しっぱなしにすると湿気ってしまうことがあるので気をつけてくださいね。

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