ライター : kii

調理師 / 製菓衛生師 / 食育インストラクター / フードコーディネーター

「ハリハリ漬け」とは?

Photo by 調理師kii

ハリハリ漬けとは、宮崎県が発祥と言われている漬物です。割り干し、切り干しなどの干し大根を、しょうゆ、酒、酢などを合わせた調味液に漬け込んだ料理。食べたときに歯切れがよくハリハリと音がすることから、「ハリハリ漬け」という名がついたと言われています。

切って漬けるだけ「ハリハリ漬け」の作り方

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調理時間 10
*切り干し大根を水で戻す時間、調味液に漬け込む時間は含みません
保存期間:冷蔵で2~3日 にんじんときゅうりを加えて、彩りよく仕上がるハリハリ漬けです。さっぱりと食べられるひと品は、箸休めに向いています。ハリハリとした歯触りが楽しくて、あとを引くおいしさですよ。にんじんやきゅうりがないときは、切り干し大根のみで作ってもOK。

材料(2〜4人分)

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※酢の酸味が苦手な方は、だし汁大さじ2杯を追加してください。酸味が和らいで食べやすくなります。

作り方

1.切り干し大根を水で戻す

ガラスの器に入れて切り干し大根を水で戻す様子

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切り干し大根は水で軽く洗い、たっぷりの水に10分浸します。切り干し大根が戻ったら、水気を絞ります。 ※切り干し大根が長い場合は、食べやすい長さに切ってください。

2.きゅうりとにんじんを切る

ガラスの器に入ったきゅうりとにんじんの千切り

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きゅうりは斜め薄切りにしてから、千切りにします。にんじんは薄切りにしてから、千切りにします。 ※ハリハリ漬けは、歯切れのよい食感が大切。少し太めの千切りするのがポイントです。 ※きゅうりとにんじんの長さをそろえると、見た目が美しく、食感もよく仕上がります。

3.甘酢ダレを作る

白い小さなボウルに入った甘酢ダレ

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赤唐辛子は種をとって、輪切りにします。甘酢ダレの材料を、ボウルや保存容器に入れて混ぜます。 ※甘酢ダレを保存容器で合わせれば、ハリハリ漬けを作ってそのまま保存できます。洗い物が減るのでラクチンですよ。

4.具材を和える

ハリハリ漬けを菜箸で和えている様子

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3の甘酢ダレに、1の切り干し大根、2のきゅうりとにんじんを加えます。全体をよく和えます。

5.漬け込む

ガラスの器に盛られたハリハリ漬け

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ラップやフタをして冷蔵庫に入れます。20分以上漬け込み、しっかりと味が染み込んだら完成です。器に盛り、ハリハリの食感をお楽しみください♪

「ハリハリ漬け」は常備菜にもぴったり!

シンプルな材料と味付けの「ハリハリ漬け」は、さまざまな料理に合わせやすい漬物です。甘酸っぱいハリハリ漬けを食べると、口の中がさっぱりとリフレッシュ。また新鮮な気持ちで食事を進められます。

基本レシピでご紹介したハリハリ漬けは、3日ほど冷蔵保存可能です。作り置きしておけば、もうひと品足りないときの救世主になりますよ。切り干し大根は保存がきく食材なので、ハリハリ漬けを作るために買っておきましょう。

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