ライター : とも

子育てフードライター

酢は腐る?

酢の主な成分である酢酸(さくさん)には、細菌の増殖を抑える防腐効果があります。また、酸度が高いため、酢が腐ることはありません

日本をはじめ、古くから多くの国で酢を使った保存食が食べられているのは、酢のはたらきを活かす知恵ともいえるでしょう。(※1,2)

【種類別】酢の賞味期限

※画像はイメージです
酢といっても原料によってさまざまな種類があります。ここでは、主な酢の賞味期限をご紹介します。

なお、酢の賞味期限は種類や保存状態によって異なります。また、同じ種類でもメーカーや商品によって差があるため、あくまでも目安としてください。

穀物酢、米酢

家庭用食酢のなかで、もっとも一般的なのが穀物酢と米酢です。未開封の賞味期限は2年、開封後は常温で半年、冷蔵保存で1年を目安に使い切ってください。

黒酢

まろやかな風味が特徴の黒酢は、穀物酢の一種。玄米を使った「米黒酢」と、大麦のみで作る「大麦黒酢」に分類されます。いずれも、未開封の賞味期限は2年、開封後は常温で3~6ヶ月、冷蔵保存で6ヶ月を目安に使い切ってください。

りんご酢

りんご果汁を発酵させたりんご酢は、フルーティーな香りが特徴です。水や炭酸で割ったり、ドレッシングに使うことが多い食酢。未開封の賞味期限は1年、開封後は常温で3~6ヶ月、冷蔵保存で6ヶ月を目安に使い切ってください。

バルサミコ酢

ぶどう果汁を原料とするバルサミコ酢は、イタリア生まれの酢。芳醇な香りとコクが特徴で、肉や魚料理のソースやマリネなどに多く使われます。未開封の賞味期限は4~5年と長く、開封後は冷蔵保存で約1年が目安です。
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