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この記事でわかること
大根の部位ごとの特徴と使い方を解説します。大根は、上部は甘く、中間部分はやや甘く、先端部は辛味が強いです。葉に近い部位はサラダ、中間部は煮物、先端部は汁物や漬物に合います。大根おろしには葉に近い部位が適しており、葉はふりかけなどに活用が可能。部位ごとの特徴を生かして、さまざまな料理に活用しましょう。
上下どっちが甘い?大根の部位の特徴
大根は、上部のほうが甘く下にいくほど辛味が強くなる、部位によって味が変わる野菜です。調理法に応じて、適切な部位を選びましょう。この記事では、大根の部位の特徴と使い方を解説していきます。
大根の部位とおすすめの使い方
- 上部……水分が多く甘味が強い。大根おろしやサラダに
- 中部……やわらかく甘味と辛味のバランスがよい。おでんや煮物に
- 下部……水分が少なく辛味が強い。漬物やみそ汁、辛めの大根おろしに
【甘い】大根の「葉に近い部位」の特徴&使い方
大根は、先端にいくほど辛さが強くなります。言い換えれば、葉にもっとも近い部位が甘いということ。
諸説ありますが、大根の成長が関係していると言われています。大根は先端部分の成長が盛んで、活発に細胞分裂をおこないます。抗菌の働きがある辛味成分を先端に多くし、害虫を寄せつけないようにしているのです。
諸説ありますが、大根の成長が関係していると言われています。大根は先端部分の成長が盛んで、活発に細胞分裂をおこないます。抗菌の働きがある辛味成分を先端に多くし、害虫を寄せつけないようにしているのです。
葉に近い部位は「サラダ」におすすめ
葉に近く辛味の少ない部位は、サラダや野菜スティック、大根おろしなど生で食べるのが一押しです。ドレッシングとなじませれば、より辛味が和らぎますよ。ただ、比較的硬い部位でもあるので、サラダにするなら千切りや薄切りにするなどの工夫が必要です。
さらに辛味を少なくしたい場合は、水にひたしたり、ドレッシングで和えて冷蔵庫でひと晩おいたりすると、味わいがまろやかになりますよ。
さらに辛味を少なくしたい場合は、水にひたしたり、ドレッシングで和えて冷蔵庫でひと晩おいたりすると、味わいがまろやかになりますよ。
【やや甘い】大根の「中間部位」の特徴&使い方
大根の中間部分は、葉にもっとも近い部位ほどではありませんが、辛味はそれほどありません。加熱するとやわらかくなり、甘味と食感のバランスがよく食べやすい部位と言えるでしょう。
中間の部位は「煮物、おでん」におすすめ
大根の中間部分は、加熱するとやわらかくなり味も染み込みやすいので、煮物やおでん、鍋などの煮込み料理に適しています。ぶり大根や鍋にもってこいです。また、辛味が少ないため、みずみずしいゆず大根を作るのにもぴったりですよ。
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