
ライター : いとう まさと
フードライター / 食文化ライター
日本のもの・文化・食のおもしろさや良いところを伝えるべく、食分野や教育分野の記事を執筆中。日々、おもしろいもの、素晴らしいものを探しつつ、みなさまのお役に立てる情報をお届け…もっとみる
おでんの「大根」下ごしらえ方法
こちらでは基本的な大根の下ごしらえ方法をご紹介します。包丁ですこし手を加えてあげるだけで、出汁がしみ込みやすくなりますよ。
下茹でをする際は、米のとぎ汁を使うとGood!とぎ汁を用意できない場合でも、下茹での際にお米をすこし加えるだけで、大根のアクを和らげる効果を期待できます。
材料(4人分)
・大根 好きなだけ
・お米のとぎ汁(お米) 適量
作り方
1.大根を3cm~4cmの厚さに切り、皮を厚めにむきます。皮をむいた大根は面取をおこないましょう。
2.大根の片面に深さ1cmほどの切りこみを十字に入れます。
3.米のとぎ汁を鍋に入れ、火にかけます。沸騰したら大根を入れ、大根がすこし踊るくらいの火加減で茹でていきましょう。とぎ汁が用意できない場合は、お鍋に水を入れてお米をおちょこ1杯分ほど入れて茹でましょう。
4.竹串がすっと通るまで茹でたら、下ごしらえは完了です。
5.鍋ごと流しに持って行き、水を入れ替えながら大根を冷まします。冷めたらそっと手でとりましょう。
味をしみ込みやすくするコツ
皮は厚くむく
大根にはすじがあるので、皮を厚めにむくようにしましょう。もったいないからと、皮を薄くむいてしまうと、すじの部分が残ってしまい、火が十分に通らなくなってしまいます。
十分に火を通して柔らかくするためにも、気持ち多めに剥くのがちょうどよいですよ。
隠し包丁を入れる
隠し包丁を入れることで、火が通りやすくなり味もしみ込みやすくなります。ちょっとしたひと手間ですが、やるのとやらないのとでは大違い!
シミシミの大根にしたい場合は、ぜひ隠し包丁を入れるようにしてくださいね。
米のとぎ汁で下茹でする
下茹でをするときに米のとぎ汁を使うと、大根のくさみやアクを和らげてくれます。さらに、輪切りにした大根の中央部がへこむのを防ぐ効果も!
米のとぎ汁を用意できない場合は、下茹での際にお米をおちょこ1杯分入れることでも同じ効果を得られますよ。
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