ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

香りよく旨味がたっぷり。おでんの出汁

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調理時間 15
*昆布を水に浸ける時間は含みません
昆布とかつおぶしから出汁を引く、おでん用出汁の作り方です。ていねいに出汁を作ることで、香りがよく具材に旨味が染みこみます。お好きな具材をコトコト煮込んで、ワンランクアップしたおでんのおいしさを味わってみてください。

材料(約800cc)

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レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 昆布はつけ置きしてから火にかけ、沸騰直前で取り出す
  2. かつおぶしは香りが飛ばないよう、火を止めて入れる
  3. 出汁の味付けは薄めにしておく
かつおぶしと昆布を合わせて使うと、旨味の強い出汁ができあがります。出汁の味付けは使用する具材や好みにもよりますが、長く煮たり再加熱したりすることを考えて、薄めにしておくとよいでしょう。

作り方

1.昆布を水に浸ける

鍋に入った昆布と水

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鍋に水を入れ、昆布を30分以上浸けておきます。

2.昆布とかつおぶしで出汁を取る

昆布と水が入った鍋を加熱する様子

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1を強めの弱火で加熱し、鍋底から泡が出てきたら沸騰する前に昆布を取り出します。そのまましっかり加熱して、沸騰したら火を消します。
鍋にかつおぶしを加える様子

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かつおぶしを加えて、2分ほど置きます。
キッチンペーパーを敷いたザルで、かつおの出汁を濾す様子

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かつおぶしが沈んできたらキッチンペーパーを敷いたザルで、3の出汁を濾します。ゆっくりと濾し、出汁がらも絞ってしっかりと出汁を取ります。

3.調味する

鍋に入った出汁に調味する様子

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鍋に戻し入れ、薄口しょうゆ、みりん、砂糖、塩を加えて味を調え、ひと煮立ちさせたらできあがりです。

完成したおでん出汁を使って。おでんの作り方

Photo by macaroni

おいしい出汁を活かす、関西風おでんのレシピです。牛すじ肉やたこ、じゃがいもなどが入るのが、関西風おでんの特徴。大根やこんにゃくなど煮えにくいものや煮崩れしにくいものからおでん出汁で煮込み、途中でしばらく休ませて味をなじませます。具材それぞれを丁寧に下ごしらえをすると、おいしく仕上がりますよ。

よくある質問

質問回答
1. おでん出汁は粉末だしでも作れますか?作れます。
水1000ccに対して、だしの素を小さじ2杯加えてください
2. おでん出汁は白だしでも作れますか?作れます。
水1000ccに対して、白だし80ccを加えてください
3. おでん出汁はめんつゆでも作れますか?作れます。
水1000ccに対して、めんつゆ(2倍濃縮)を200cc加えてください。3倍濃縮の場合は100cc加えてください
4. 残ったおでん出汁はリメイクできますか?だし巻きや茶碗蒸し、うどん、炊き込みご飯のだしなどに使えます
おでん出汁を使うリメイクレシピもチェック▼

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