ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

時短で味しみ抜群!圧力鍋で作るおでんレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 20
*大根を下ゆでする時間を含みません
おでんを時短で手軽に作りたいなら、圧力鍋を使うのがおすすめです。時短で味しみ抜群に作れるのが大きなメリット。手順は圧力鍋で大根の下ゆでをしてから鍋を洗い、おでんつゆを入れて具材を煮る流れでとても簡単ですよ。

ただ具材によっては加圧すべきでないものもあるので、入れる順番に注意してぜひ挑戦してみてくださいね。加圧時間は圧力鍋によって変わるので、お使いの機器に合わせて調整してください。

材料(2〜3人分)

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レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. 大根やこんにゃくは下ゆでする
  2. 圧力鍋に7分程度かける
  3. 練り物や厚揚げ、餅巾着などは、加圧後に入れて煮込む
大根はやわらかくなるまで時間がかかるため、圧力鍋であらかじめ下ゆでしておきましょう。こんにゃくはお湯でゆでてアク抜きします。そして、おでんつゆに具材を入れて7分ほど加圧しましょう。

ただし練り物や厚揚げ、餅巾着の加圧はNGです。練り物は加圧すると膨らんで旨味が流れ出てしまいます。また厚揚げはスが入ってスカスカになり、餅巾着は餅が溶け出るため、加圧後に煮込むようにしてくださいね。

作り方

1.大根の下ごしらえをする

厚さ2.5〜3cmにカットした大根

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大根は厚さ2.5〜3cmに切り、皮を3〜5mm程度の厚めにむきます。
面取りし十字に切り込みを入れた大根

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煮崩れを防ぐために角をむいて面取りをし、深さ5mmほど十字に切り込みを入れて味を染みやすくします。
圧力鍋に入った大根とお茶パックに入れた米

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圧力鍋に水と大根とお茶パックに入れた米大さじ1杯(分量外)を入れます。米を入れることで大根のアクや苦味が取れます。米の研ぎ汁でゆでても構いません。
蓋をした圧力鍋

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蓋をして中火にかけます。5〜7分ほど加圧してから火を止めて、圧が抜けるまで放置します。
大根を水で洗っている様子

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下ゆでした大根を水に取り、ぬめりを落とします。水に取ると透き通って透明度が増します。

2.大根以外の具材の下ごしらえをする

格子状に切り込みを入れカットしたこんにゃく

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こんにゃくは洗い、両面に2~3mm間隔で格子状に切り込みを入れて、三角にカットします。
下ゆでするこんにゃく

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鍋にお湯を沸かし、こんにゃくを1分ほど下ゆでします。
結びこんにゃくとゆで卵

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卵は固めにゆでてから皮をむき、昆布は水にさらしてやわらかくなったら結び昆布にします。
ザルにおかれた練り物

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練り物や揚げ物は、味染みをよくするためにザルに広げて熱湯をかけて油抜きをします。厚揚げや餅巾着などを入れる場合も同様に油抜きしておきましょう。

3.おでんつゆで煮る

圧力鍋に入ったおでんつゆと大根、ゆで卵、こんにゃく、結び昆布

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圧力鍋におでんつゆの材料を入れて中火にかけ、大根、こんにゃく、結び昆布、ゆで卵を入れます。
圧力鍋を火にかけたもの

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蓋をして7分ほど加圧してから、火を止めて圧が抜けるまで放置します。
練り物を入れたおでん

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蓋を開け、練り物や揚げ物を入れて10分ほど煮込んで完成です。

【具材別】圧力鍋おでんを作るときの注意点まとめ

具材作るときの注意点
大根米や米の研ぎ汁を使い圧力鍋で下ゆでする
牛すじ圧力鍋で下ゆでしアクや臭み、余分な脂を取る
固ゆでにする
じゃがいも煮崩れを防ぐため圧力鍋で煮ない
こんにゃくアク抜きをする
練り物膨らみ旨味が流れ出るので、あとから加え煮込み過ぎない
厚揚げスができるので、あとから加え煮込み過ぎない
餅巾着餅が溶けて流れ出るので、あとから加え煮込み過ぎない

おでんは圧力鍋で作れば時短で完成!

おでんは圧力鍋を使えば、短い時間でおいしくできあがります。味がしみにくい大根やこんにゃく、結び昆布などは加圧し、練り物や厚揚げなどは加圧後に加えて煮るのがポイント。

大根はやわらかくジューシーにこんにゃくは味しみしみ、練り物は旨味たっぷりに仕上がりますよ。時間がかかるから……とおでん作りを敬遠していた方もぜひ圧力鍋を活用してみてくださいね。

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