ライター : chika

管理栄養士 / 公認スポーツ栄養士 / 調理師

余ったおでんはどうやって保存する?

おでんは「常温」「冷蔵」「冷凍」の3つの方法で保存できますが、保存方法によって日持ちする期間が違います。この記事では、それぞれの保存方法をコツやポイントを交えてご紹介。市販品の賞味期限や傷むとどうなるのかも一緒にチェックしましょう。

おでんを常温で保存する方法

Photo by macaroni

季節によって常温で保存可能かどうかが異なります。室温の低い冬場であれば可能ですが、暖房の使用などによって室温が高くなる場合は冷蔵保存してください。夏場の常温保存は基本的に避けるようにしましょう。

常温保存する際のポイント

常温保存する際のポイント

  1. 一日に1回以上火を通す
  2. 蓋をしっかり閉める
  3. 濃いめの味付けにする
  4. 室温や直射日光に注意する

一日に1回以上火を通す

火を通さないとおでんの鍋の中で菌が繁殖してしまいます。菌の繁殖を抑えるには、一日に1回以上火を通すこと。鍋を火にかけて煮立ったら5~10分かけて十分に加熱することで、腐敗や食中毒を防ぎましょう。

蓋をしっかり閉める

おでんを日持ちさせるには、蓋をしっかりと閉め、外から菌や微生物が入らないようにしましょう。キッチンには腐敗や食中毒の原因になる菌や微生物が多くいるため、なるべくしっかりと蓋をすることがポイントです。

濃いめの味付けにする

食品の塩分濃度や糖度が高いと、微生物や菌が増殖する際に使う水分が少なくなり、腐敗を遅らせることができます。多めに作って保存したい場合は、味はいつもより濃い目に!食べる際は1食分ずつ鍋に取り出し、だし汁や水で薄めながら温めましょう。

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