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秋が旬の代表的な魚って?
さんま
秋の風物詩といえばこれ。秋にさんまがおいしくなるのはなぜでしょう。
さんまは8月に千島列島から南下して、四国沖の太平洋で産卵します。南下するための体力をつけるため脂肪を蓄えているからです。さんまは足が早いので、さんまの刺身は地元でしか食べられないと言われています。日本で獲れるさんまは、半分以上が北海道で水揚げされているんです。
さんまは8月に千島列島から南下して、四国沖の太平洋で産卵します。南下するための体力をつけるため脂肪を蓄えているからです。さんまは足が早いので、さんまの刺身は地元でしか食べられないと言われています。日本で獲れるさんまは、半分以上が北海道で水揚げされているんです。
さば
さばは、身体の表面にぬめり感があり青光りして、澄んだ目をしているのが新鮮。身体が黄色っぽくなり、目が赤くなったものは鮮度が落ちています。内臓や血合いがついている状態にすると鮮度が落ちやすいので買ったらすぐ下処理をしておきましょう。
かつお
かつおは年に2回の旬があります。まず春先に獲れる初がつおは4〜5月。脂が少なくあっさりしていて、「かつお節」に向いています。うひとつの旬は10~1月の戻りがつおと呼ばれるもの。脂がのった濃厚な味わいです。切り口が虹色に輝いているものを選んでください。
鮭
オールシーズン食べられている、鮭。北海道の秋の魚の代表格です。焼く、揚げる、煮る、ルイベ、生まれた川を遡上してくることでも有名。実は、鮭の分類は白魚です。鮭が好んで食べるものが赤いため身も赤くなります。この赤い色素はアスタキサンチンと呼ばれます。
鮎
清流を泳いているイメージですが、実は子魚は河口近くから海のあたりでプランクトンなど動物性のものを食べています。春になると川を遡上し岩についている藻を食べるようになります。いい餌場を確保するため縄張りをつくるなど、さまざまな生態を持つ魚です。