牛肉の希少部位3選

17. ヒウチ

ヒウチはモモ肉の一部で、牛一頭あたりからだいたい2kg程度しかとれないといわれる希少部位です。肉質はやわらかく、脂肪が多めできめ細かい霜降り肉。赤身のなかでも特においしい部位であるといわれています。名前の由来は、火打石に似ていることから。焼肉として食べるのがおすすめですが、あまり焼きすぎないよう注意しましょう。

18. ハネシタ

ハネシタは肩ロースの内側にあるお肉で、牛一頭あたり2kg程度しかとれない希少部位です。肩ロース自体やわらかいお肉ですが、このハネシタは特にやわらかく、きめ細かい霜降りが美しいです。カルビのようなジューシーな肉汁が濃厚で、焼肉やステーキにおすすめのお肉です。

19. サンカク

サンカクは肩バラ肉の一部で、バラ肉のなかでももっとも美しい霜降りといわれています。上質なカルビのなかでも特上カルビとして扱われ提供されている部位です。上品な脂がたっぷりで、焼肉にしてもとろけるような味わいが印象的。その食感は例えるなら大トロ。焼肉で脂が落ちないうちにサッと焼いて食べましょう。

部位によっておいしい食べ方を♪

牛肉のさまざまな部位について、その特徴とおすすめの食べ方について紹介してきました。今回紹介しただけでもかなりの種類がありますが、まだほかにもテールやハチノス、ギアラ、カシラなど、紹介しきれないほどたくさんの部位があります。 脂の多い部位は焼肉やステーキで特に好まれますよね。やわらかくて食べやすいのが特徴です。一方、筋肉質で繊維が多く硬いお肉は焼肉やステーキには不向きですが、肉のしっかりしたうまみが凝縮されているので煮込み料理に向いています。硬い肉は煮込むことでやわらかくなるので、調理次第でどんなお肉でもおいしく食べられます。
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