ライター : aaaharp

牛肉の種類

牛肉にはさまざまな部位があります。スーパーの精肉コーナーや、焼き肉屋さんのメニューを見てもたくさんの部位がありますよね。 実は、たくさんの部位は赤身系と内臓系の二種類に分類されることをご存知でしょうか。赤身は牛の筋肉や脂肪の部分、内臓系は心臓や肺、その他臓器の肉を指します。内臓系には、明確には臓器ではないものも含まれています。どの部位がどちらに属すのか、部位によってどんな違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。

牛肉の部位16選(赤身・内臓)

1. 肩

牛の肩肉は、その名のとおり前脚の付け根、肩の肉のこと。「ウデ(腕)」とも呼ばれます。よく知られる肩ロースを覆うようにある部位で、筋肉質で脂肪は少なめです。硬めの肉ですが、その分牛肉のうまみがぎゅっと詰まっており、シチューなどの煮込み料理やローストビーフに向いています。

2. 肩ロース

肩ロースは先ほど紹介した「肩」に覆われる部位です。牛の肩から背中にかけて長く大きめ。霜降り状の脂肪がきれいに分散していて、肉質はやわらかいのが特徴です。豚のロースもそうですが、薄切りにしてすき焼きやしゃぶしゃぶ、炒め物にするお肉として使うのがおすすめです。

3. リブロース

リブロースは、3つあるロースの中間に位置する部位。「リブ」つまり肋骨に沿ってあるロース肉のことです。肩ロースと同様に脂肪分が多く、霜降りになりやすい部位。肉質はきめ細やかで、見た目、味ともに優れたお肉です。 肩ロースト同じく、薄切りにしてしゃぶしゃぶやステーキにするのに向いており、厚切りにしてステーキにしてもおいしくいただけます。

4. サーロイン

サーロインはステーキ肉として知られていますよね。実はこれもロースの一種。リブロースに隣り合う部位で、腰のあたりに位置しています。「サーロイン」の「ロイン」は腰肉を意味します。あまりのおいしさに、英国国王が「サー(卿)」の称号を与えた肉、ということで「サーロイン」という名になったとされています。 肉質は多数の部位の中でも最高で、きめ細やかな霜降りが特徴。分厚いステーキ肉として、またローストビーフにも向いています。

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