ライター : 堀田 らいむ

webライター

関西でブームの「ちりとり鍋」とは

全国で食べられているちりとり鍋ですが、その生まれは大阪市生野区と言われています。 万才橋(まんざいばし)という鉄板焼き屋さんの初代店主が、鉄工所を経営。彼の作ったお鍋がちりとりに似ていたことから、ちりとり鍋と呼ばれるようになりました。 しょうゆや味噌ベースの味付けが主なちりとり鍋は、「韓国風こってり鍋」という別名があり、コチュジャンなどを使って少しピリ辛に仕上げられています。具材には、関西でなじみの深い牛のホルモンを使用。大腸やハラミ、ミノなど、数種類のホルモンがひとつの鍋で味わえます。 タレに付け込んだホルモンとざく切りにした野菜を、ちりとり鍋で加熱すれば完成の簡単鍋。 こってりとしたちりとり鍋のおダシを使い、うどんや雑炊といったシメを楽しむこともでき、最後まで満足のお鍋です。 インパクトのある見た目と、こってり味が人気となり関西各地でブームに。ちりとり鍋専門店などのオープンがきっかけとなり、今では全国にも、ちりとり鍋を提供するお店が増えています。

ちりとり鍋のレシピ

簡単シンプル 基本のちりとり鍋

鍋に、ホルモンを並べます。キャベツ、にんにく、牛スライス、ニラを乗せます。あとは火をかけるだけで完成です!

さっぱりヘルシーなトマトちりとり鍋

鶏肉を一口サイズに切り、水で煮ます。煮えたら取り出しておきます。取り出したらカットトマト、鶏ガラスープの元、塩こしょうを入れてスープを作ります。 野菜や豆腐を切ります。鍋に野菜を盛り、その上から豚バラ肉をかぶせます。回りに豆腐やえのき、トマト鶏肉、ウインナーを乗せます。回りからスープを流し入れれば完成です。

おトクな豚バラで簡単ちりとり鍋

玉ねぎは薄切りにし、きゃべつとニラはざく切りにします。しめじは石づきを取りばらしておきます。味噌、豆板醤、砂糖、醤油、焼き肉のタレ、水をボウルにあわせタレを作ります。 ホットプレートに玉ねぎ→ホルモン→もやし→キャベツ→しめじ→ニラ→豚バラ→キムチの順番に重ね、タレをかけます。あとは、蓋をして火にかけ蒸し焼きにすれば完成です。

東京でちりとり鍋が食べられるお店2選

渋谷「金太郎」

大阪のミナミと呼ばれる地域、難波で有名な「テッチャン鍋金太郎」の東京支店である「金太郎 渋谷店」。ここでは、本場大阪の味が食べられるということで、芸能人なども足を運ぶお店です。 テーブル席がメインとなっている店内は、各テーブルにコントとちりとり鍋がセットされており、ちりとり鍋を食べにくるお客さんの多さがうかがえます。 清潔感が漂い空調もしっかりと効いているので、居心地よくちりとり鍋を食べられるお店です。
【ホルモン盛り合わせ 1,000円】
ホルモンを使ったお料理を中心としたメニューが並ぶ中、テッチャン鍋という名前で提供されるちりとり鍋。 赤くて辛そうなタレですが、食べてみると辛みよりも甘さを感じる優しい味わいです。もやしは豆もやしが使用されており、歯ごたえも楽しむことができます。 シメには甘辛いタレの雑炊が待っているので、具材をおかわりしすぎないように注意してくださいね。
【店舗情報】
住所:東京都渋谷区道玄坂2-23-13 渋谷デリタワー 7F TEL:03-3477-0981 営業時間:【月~木】17:00~24:00 【金・土・祝前】17:00~02:00 定休日:不定休 参考URL:http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13114341/

新宿「米助」

こちらは、JR新宿駅の中央東口より徒歩2分ほどのところにある個室居酒屋「米助」です。 こちらのお店では、話題の地鶏「総州古白鷄」を贅沢に使った鶏料理や松山漁港から取り寄せている新鮮な魚の盛り合わせを個室で楽しむことができます。 さまざまなシーンに対応できる個室が完備されている点も嬉しいです♩
【ちりとり鍋】1,080円
こちらが名物の鍋メニューである「ちりとり鍋」です。コラーゲンがたっぷり含まれており、女性に人気な一品です。 豚ホルモン、野菜盛合せ、キムチなど食材を、鍋からこぼれんばかりに山盛りにし、オリジナルのコクのある超濃厚なタレで煮込むのが特徴です。

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