ライター : とも

子育てフードライター

中華調味料「豆板醤」とは

特徴

豆板醤は、中国・四川省発祥の唐辛子みそです。誕生したのは200年以上前ともいわれる伝統的な調味料。

そら豆と麹や食塩、赤唐辛子を発酵させるのが一般的で、鮮やかな赤色が特徴です。また、産地や熟成期間によって風味が異なります。瓶またはチューブで販売されています。

味わい

豆板醤は塩味と辛味が強いのが特徴。単に辛いだけでなく、深いコクや旨み、酸味も感じられますよ。

使い方

豆板醤は加熱せず、ソースやドレッシングに加えることができます。また、加熱すると風味が増すため、豆板醤を油で炒めてから具材を加えても良いです。

麻婆豆腐やエビチリ、担々麺など辛い味付けで知られる中華料理に多く使われます。ほかにも、ナムルや漬物、冷しゃぶのたれなどにもおすすめです。

コチュジャンとの違い

豆板醤と似た調味料として知られているのが、韓国みそのコチュジャン。色や見た目が似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?

原材料の違い

豆板醤の原材料は、そら豆と麹や食塩、赤唐辛子。一方、コチュジャンは米やもち米、麹、赤唐辛子が主な原材料です。豆板醤・コチュジャンどちらも発酵させる点は同じ。

なお、豆板醤は中国発祥でコチュジャンは韓国で誕生した調味料です。
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