ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

【プロ直伝】中身はアレンジ自在!おやきのレシピ

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調理時間 50
小麦粉で作るおやきの基本レシピです。昔から食べられてきた、どこかなつかしくほっとする味わい。薄力粉と強力粉を使い、ふわっともっちりした食感に仕上げます。いろいろな具材に合わせやすくするため、生地には味を付けません。家庭で手軽に作れるよう、フライパンで蒸し焼きにします。

レシピでは小豆あんを使いますが、好きなものを入れてアレンジOK。惣菜を包んでもおいしいですよ。

材料(約8個分)

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コツ・ポイント

  1. ベーキングパウダーを生地に加えてふんわりと
  2. 薄力粉はやわらかく、強力粉はもちもち食感になる
  3. 熱湯を加えて混ぜるとふっくらしてもちもちした食感に

下準備

・薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるっておく ・熱湯に塩とサラダ油(生地用)を加えて混ぜておく

作り方

1.生地を作る

ボウルの中に入った粉類を、菜箸で混ぜる様子

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ボウルにふるった粉類を入れて、合わせておいた熱湯を少しずつ加えて菜箸数本でかき混ぜます。水分がなくなってきたら手でこね、粉っぽさがなくなったらひとまとめにします。
打ち粉をした台の上に生地をのせる様子

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打ち粉をした台の上に取り出し、2~3分こねます。
ラップをかけた、生地が入ったボウル

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ボウルに入れてラップをし、そのまま常温で20分ほど寝かせます。

2.小豆あんを生地で包む

丸めたおやきの生地7個

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1を8等分し、丸めます。
平たく伸ばしたおやき生地と丸めたおやき生地

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生地を平たくのばします。手でやりにくい場合は、めん棒を使ってもOKです。
バットに並べた、小豆あんを包んだおやき生地8個

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生地の上に8等分した小豆あんをのせて包み込み、口をしっかりと閉じます。乾燥している場合は、生地に水を少し付けてもOK。残りの生地も同様に包みます。

3.おやきをフライパンで蒸し焼きにする

フライパンでおやき4個をを焼く様子

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フライパンにサラダ油を薄く引き、中火で軽く焼き目が付くまで両面を焼きます。
フライパンで蒸し焼きにしたおやき4個

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水を加えて弱火にし、ふたをして5分ほど蒸し焼きにします。ふたを取って中火にし、水分を飛ばしてこんがりと焼きます。皿に取り出したらできあがりです。

【中身の定番はこれ】おやきの人気具材レシピ6選

1. フライパンで作る野沢菜のおやき

おやきのなかでも定番中の定番メニュー。野沢菜をたっぷりと包むひと品です。フライパンで手軽に作れますよ。甘辛く炒める野沢菜と油揚げが、香ばしい生地にベストマッチ。生地は強力粉と米粉を3:1の割合で使うため、しっかりとした弾力のある生地に仕上がります。

2. 桜えびと野沢菜の里芋おやき

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生地に里芋を使えば、小麦粉いらずでおやきを作れます。里芋独特のもちもち食感と、満足感のある食べ応えが魅力。野沢菜は市販の漬物を使うことで塩味がプラスされ、ほかの調味料が少なくて済みます。しょうゆをみそで代用してもおいしいですよ。

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