女性の味方!「葛湯」の効果効能と作り方の徹底ガイド

一度は耳にしたことがある葛湯。実際どのようなものかご存知ですか? 今回は原料やカロリー、作り方、女性に嬉しい効果など、葛湯についてのアレコレをご紹介します。毎日でも飽きないアレンジレシピもまとめているので、葛湯をあなたの習慣にしてみませんか?

2019年3月20日 更新

葛湯とは?

「葛湯」とは、葛粉から作ったとろみのある温かい飲み物で、少なくとも7〜8世紀頃から日本で飲まれてきたものです。

ではその葛湯、一体どのように作られるのでしょうか?

原料の葛粉は、とろみのある性質から和菓子の材料使われることが多いです。さらに、葛根は初期風邪の薬「葛根湯」の主薬でもあり、解熱鎮痛の効果があり、熱のある風邪、筋肉のこわばりに効果があります。

その葛粉を水で溶き、甘みを加えたものが葛湯。水で溶いた葛粉を、練りながら加熱することでとろみが生まれ、白色から透明に変わるのが特徴です。

葛粉とは

葛粉は、クズという植物から作られます。クズの根を砕いてデンプン質を取り出して作ったもので、根を細かく切断して水に浸しておくと、下の方にデンプンが溜まっていきます。このあと、何度も水を入れ替え沈殿を繰り返す工程を経て、デンプンから不純物を取り除いて乾燥させます。

繰り返すことで、純白のデンプンがとれるのです。葛粉が大変高価なのは、このように多くの手間がかかっているからなんですね。

葛粉は冷えにくく、冷えると固まる性質を利用して和菓子や洋菓子のとろみ付けの材料として使われています。葛のデンプンのみで作られた「本葛」は生産量が少ないため、とても貴重で高価。価格が安い葛粉には、葛以外にじゃがいもやさつまいものデンプンが使用されています。

葛湯のカロリー

葛湯は製法によって含まれている糖分が異なりますが、だいたい1杯150ccで53kcalです。(※1)

市販品では砂糖やはちみつを多く使って飲みやすくしているものや、ココアや抹茶味などフレーバーがついているので、平均よりもカロリーが高くなります。ダイエット中やカロリーが気になる人は市販品を買う際は注意しましょう。

葛湯の効果効能

ダイエット効果

葛湯を使った葛湯ダイエットは、断食の際や食前に1杯の葛湯を飲むことで満足感が得られ、食べ過ぎを防いだり空腹感をやわらげるというもの。葛湯は満足感があるだけでなく、とろみにより体を効果的に温められますよ。

朝食代わりに、また間食代わりに飲むことで、余分な摂取カロリーを抑えられる葛湯。白湯が健康にいいというのは有名ですが、どうしても白湯が飲めないという人や、物足りない人は、葛湯を試してみてはいかがでしょうか。

胃腸の健康維持

葛湯には、熱によって水分を失った喉の渇きなどを癒す働きもありますので、熱による便秘にもよく、消化がよいのも魅力です。

風邪の初期症状として多いのが胃腸の不調。体力も低下し、どうしても食べられるものが限られてしまいますよね。そんなときは、胃腸に負担をかけない葛湯を飲んでみてください。

コレステロール吸収の抑制

葛粉には、ステロール(植物ステロール)という栄養成分が含まれています。ステロールには、摂取されたコレステロールが体内に吸収されるのを抑える働きがあり、血中のコレステロール値を整える効果が期待できます。(※2)

悪玉コレステロールが基準値より高いと、さまざまな病気を引き起こす原因となるため、常に意識しておきたいですね。

葛湯の作り方

材料(1杯・150cc分)

・葛粉……15g
・水……150cc
・砂糖、はちみつなど……適量

作り方

1. 葛湯を飲む器にお湯を入れて、温めておきます。

2. ボウルに葛粉を入れて水で溶かし、鍋に入れます。

3. 弱火にかけ、木べらなどで練りながらゆっくりと加熱していきます。

4. とろみが出て色が透明になってきたら、砂糖やはちみつを加えます。

5. 温めておいた器のお湯を捨てて、葛湯を注ぎましょう。

ポイント

とろみがつくまで、練りながら加熱するのがポイントです。しっかり熱を加えることで、とろみが出て透明になりますよ。砂糖やはちみつを加える際、お好みで生姜汁を加えてもいいでしょう。

葛粉の保存方法

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