食べる量は一日100~200gを目安に

ヨーグルトを摂る量は、一日に200g(2パック)が目安です。腸内環境を整えたい方は、朝・夜と分けて100gずつ食べるのがおすすめ。ただし、朝にヨーグルトを食べると膨満感をおぼえることがあるため、まずは夜にヨーグルトを100g摂ることからはじめましょう。

なお、ほかに牛乳やチーズなどの乳製品を摂る場合は、栄養バランスが偏らないように量を調整してくださいね。(※2,9)

プレーンや低脂肪タイプを選ぶ

夜遅い時間は摂取したエネルギーが消費されにくく、摂り過ぎたエネルギーは脂肪として身体に蓄積されます。甘味が付いていてカロリーの高いヨーグルトは、肥満につながるおそれがあり、注意が必要。

無糖のプレーンヨーグルトは糖質量が低く、ダイエット中の方にぴったりです。また、低脂肪タイプのものはカロリー・脂質が低いので、夜遅くにヨーグルトを食べるときに向いています。(※3,10,11)

ヨーグルトにプラス!おすすめの食べ方

ポイント

  1. バナナと一緒に
  2. はちみつをかける
  3. ホットヨーグルトにして食べる

バナナと一緒に

ヨーグルトはほかの食べ物と組み合わせることで、相乗的な作用が期待できます。おすすめなのが、食物繊維オリゴ糖が豊富なバナナ。食物繊維やオリゴ糖は善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす作用があります。乳酸菌が含まれるヨーグルトと相性がよく、腸内環境を整えるのに役立ちますよ。

ただし、バナナは糖質が多く、100gあたり93kcalと果物のなかでは高カロリー。食べ過ぎには注意しましょう。(※2,3,12,13,14)

はちみつをかける

ダイエット中、ヨーグルトに甘味を付ける場合は、砂糖よりカロリーが低いはちみつが適しています。砂糖の半分程度の量で同じ甘さを感じられますよ。

砂糖よりヘルシーではあるものの、はちみつ小さじ1杯(7g)のカロリーは23kcal。決して低カロリーだとはいえません。かけ過ぎないよう、スプーンで計量して使ってくださいね。(※15,16,17)

ホットヨーグルトにして食べる

冷たいヨーグルトを多く摂ると、内臓の冷えや体調不良につながるおそれがあります。下腹部が冷たく、下痢になりやすい……という方はヨーグルトを温めて食べてみてはいかがでしょうか?

ヨーグルトを温める温度は、人肌(40度)が目安です。60度以上に温めると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が減ります。(※18,19)
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