ライター : 林まどか

管理栄養士/WEBライター

低カロリーなアイスを選ぶポイントは?

ポイント

  1. 氷菓やシャーベットを選ぶ
  2. 低糖質アイスを選ぶ
  3. 一個200kcal以下のものを選ぶ

氷菓やシャーベットを選ぶ

アイスとひと口に言っても、含まれている乳成分の割合によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」と分類されています。

この4種のなかで氷菓は乳固形分がほとんどないことから、比較的低カロリーです。氷菓にはシャーベット、果汁を凍らせたアイスキャンディー、かき氷などが該当します。(※1)

低糖質アイスを選ぶ

糖質は1gあたり4kcalのエネルギーを含むため、低糖質なアイスのほうがカロリーは抑えられるでしょう。

また、糖質を多く含むアイスは血糖値を大きく上昇させます。血糖値の急上昇に伴いインスリンが大量に分泌されると、血中の余ったブドウ糖が脂肪に変換され、肥満の原因となります。(※2,3)

一個200kcal以下のものを選ぶ

ダイエット中は一日の摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らないようにしなければならないので、間食のカロリーを調節することが望ましいですね。一般的には一日200kcal程度の間食が適量と言われているため、それより低いものを選ぶとよいでしょう。(※4)

コンビニやスーパーで買える!低カロリーな市販のアイス13選

氷菓・シャーベット

重量カロリー糖質
赤城乳業「ガリガリ君 ソーダ」105ml66kcal16.8g
赤城乳業「ガツン、とみかん」90ml77kcal20.0g
グリコ「パピコ チョココーヒー」80ml×2本178kcal24.2g
グリコ「アイスの実 濃いぶどう」7ml×12個101kcal21.1g
井村屋「あずきバー」80ml147kcal
森永製菓「アイスボックス グレープフルーツ」135ml15kcal3.7g
(※5,6,7,8,9,10)
※糖質量の記載のない商品は炭水化物量を参照しています。
「アイスボックス グレープフルーツ」は1カップあたり15kcal、糖質量3.7gと氷菓のなかでも特にカロリー、糖質ともに低い商品です。

このなかで「パピコ」や「アイスの実」は比較的カロリーが高い印象を持つかもしれませんが、小分けにして食べることができるメリットがあります。1回量を減らせば、その分摂取するカロリーや糖質を抑えることができますよ。

アイスミルク・ラクトアイス

重量カロリー糖質
グリコ「SUNAO バニラ」120ml80kcal5.8g
グリコ「SUNAO チョコモナカ」82ml110kcal7.7g
ロッテ「ZERO アイスケーキ」44ml99kcal10.6g
ロッテ「ZEROビスケットクランチチョコバー」75ml159kcal11.6g
クラシエ「Soy チョコ」105ml138kcal22.3g
森永乳業「ピノ」10ml×6粒186kcal17.4g
ロッテ「雪見だいふく」47ml×2個166kcal27.6g
(※11,12,13,14,15,16,17)
※糖質量の記載のない商品は炭水化物量を参照しています。
一般的なアイスクリームだと1個(200ml)あたりのカロリーが312kcal、糖質量が40.4gなのに対して、グリコの「SUNAOバニラ」1個あたりの栄養価は80kcal、糖質量5.8gとかなり少ないのが特徴です。

「SUNAO」シリーズは食物繊維が豊富なので、食後の高血糖も抑えることができます。低糖質のアイスのなかにもカップ、バー、モナカといったさまざまなタイプやフレーバーがありますので、お好みに合わせて選ぶとよいでしょう。(※18,19,20)
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