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ヨーグルトの食べ過ぎは体に悪い?
善玉菌である乳酸菌が含まれ、腸内で悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整えるヨーグルト。そのため、適量であれば便秘対策や免疫機能の向上に役立つなど、さまざまな健康作用があるといわれています。
しかし、体によいからといって食べ過ぎると下痢をはじめとするデメリットが。ヨーグルトの食べ過ぎでどのような症状につながるのか、くわしくみていきましょう。(※1,2)
しかし、体によいからといって食べ過ぎると下痢をはじめとするデメリットが。ヨーグルトの食べ過ぎでどのような症状につながるのか、くわしくみていきましょう。(※1,2)
ヨーグルトの食べ過ぎによる症状・リスク
食べ過ぎによる症状
- 脂質の摂り過ぎで太る
- 下痢・腹痛を起こす
- ビタミンD・E の不足につながる
脂質の摂りすぎで太る
プレーンヨーグルト(無糖)に含まれる脂質は、100gあたり3.0g。また、プレーンヨーグルト(加糖)1カップ(112g)あたりの脂質は4.2gと、ヨーグルトに含まれる脂質は少なくありません。
乳製品の脂質には、血液中の中性脂肪やコレステロールを上げやすい飽和脂肪酸が多いです。脂質はエネルギー源として大切な栄養素ですが、摂り過ぎは肥満につながるため注意しましょう。(※3,4,5)
乳製品の脂質には、血液中の中性脂肪やコレステロールを上げやすい飽和脂肪酸が多いです。脂質はエネルギー源として大切な栄養素ですが、摂り過ぎは肥満につながるため注意しましょう。(※3,4,5)
下痢・腹痛を起こす
乳製品を大量に摂ると、消化酵素が不足して消化不良を起こし、下痢につながるおそれがあります。
また、冷蔵庫から出したての冷たいヨーグルトをたくさん食べると胃腸が冷えてしまい、下痢や腹痛が起こることも。お腹が冷えやすい方は常温にしてから食べたり、温かい飲み物と一緒に摂ったりする工夫をしましょう。(※2)
また、冷蔵庫から出したての冷たいヨーグルトをたくさん食べると胃腸が冷えてしまい、下痢や腹痛が起こることも。お腹が冷えやすい方は常温にしてから食べたり、温かい飲み物と一緒に摂ったりする工夫をしましょう。(※2)
ビタミンD・E の不足につながる
ヨーグルトにはカルシウムやたんぱく質が豊富なイメージがありますが、一方でビタミンDやビタミンEはほとんど含まれていません。そのため、ヨーグルトばかりを大量に食べ続けると、必要な栄養素の不足につながるおそれがあります。どんな食品でもいえますが、適量やバランスを心がけることが大切です。(※3)
よく下痢を起こす人は「乳糖不耐症」かも?
ヨーグルトや牛乳など、乳製品を摂るといつもお腹がゆるくなる……という方は、乳糖不耐症かもしれません。
乳糖不耐症では「ラクターゼ」という消化酵素が不足し、乳糖を消化できないために下痢や腹痛、腹部のけいれんや違和感といった症状がみられます。乳製品を摂る際少量ずつ何回かに分けたり、温めたりすることで症状が出にくくなる場合があるといわれていますよ。(※2,6)
乳糖不耐症では「ラクターゼ」という消化酵素が不足し、乳糖を消化できないために下痢や腹痛、腹部のけいれんや違和感といった症状がみられます。乳製品を摂る際少量ずつ何回かに分けたり、温めたりすることで症状が出にくくなる場合があるといわれていますよ。(※2,6)
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