ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

バナナの栄養と効果効能

脳のエネルギーになる「糖質」

バナナにはさまざまな栄養が含まれており、健康維持に役立つ果物です。なかでも含有量が多いのが糖質。バナナ100gあたりに、糖質は21.4g含まれています。

糖質は脳に必要なエネルギー源ですので、不足すると集中力・思考力が低下するおそれがあります。糖質を過剰摂取すると肥満につながりますが、極端な糖質制限は避けましょう。(※1,2,3)

たんぱく質の代謝をサポートする「ビタミンB6」

バナナ100gあたりには、ビタミンB6が0.38mg含まれています。ビタミンB6はエネルギー代謝に関わっており、たんぱく質の分解を助ける栄養素です。たんぱく質を多く摂る人や、たんぱく質の代謝が促される妊婦は、不足しないように注意しましょう。

ビタミンB6がはたらくには、ビタミンB2が必要です。ビタミンB2が豊富な乳製品やナッツ類とバナナを組み合わせるのがおすすめ。(※1,4)

むくみ対策に役立つ「カリウム」

バナナ100gあたりには、カリウムが360mg含まれています。カリウムはナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎ対策に役立ちます。

塩分を摂り過ぎると血圧が上昇するほか、むくみの症状につながります。塩分の摂り過ぎによるむくみが気になる方に、カリウムはおすすめの栄養素です。(※1,5,6)

骨の健康維持を助ける「マグネシウム」

バナナ100gあたりには、マグネシウムが32mg含まれています。体内のマグネシウムのうち約半分が骨に存在しており、骨の成長や健康維持に必要です。

カルシウムの摂取量が多いとマグネシウムが体内から排泄されるおそれがあるため、バランスよく摂りましょう。カルシウムが豊富な乳製品を摂るときは、マグネシウムが含まれるバナナを組み合わせるのがおすすめです。(※1,7)

おなかの調子を整える「食物繊維」

バナナ100gあたりには、食物繊維が1.1g含まれています。食物繊維は水溶性・不溶性のふたつに分けられますが、バナナには不溶性食物繊維が豊富です。

不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸を刺激し、排便をサポートする作用があります。また、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。食物繊維が豊富なバナナは、便秘対策にぴったりです。(※1,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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