肌荒れを悪化させる食べ物

甘い食べ物

砂糖を多く含むケーキやお菓子などの甘い食べ物は、糖質の代謝をサポートするビタミンB群を多く消費します。ビタミンB群は、肌の調子を整える役割があるため、甘い食べ物をたくさん食べると肌を整える役割まで回らなくなってしまいます。また、過剰な摂取は皮脂の分泌を増やしてしまうので、食べ過ぎには気をつけましょう。(※7,13)

スナック菓子・油っぽいもの

揚げ物やスナック菓子などの油っぽいものも、ビタミンB群を消費してしまいます。脂質の代謝を促すビタミンB6は、細胞のもとになるたんぱく質の代謝をサポートし、ターンオーバーのリズムを整えています。食べ過ぎるとビタミンB6をたくさん消費して、ターンオーバーのリズムを崩してしまうおそれも。また、皮脂の分泌も乱れてしまうため、肌あれを起こしてときはなるべく避けましょう。(※5,6,13)

刺激物

糖分や脂質の食べ過ぎだけでなく、カフェインや香辛料などの刺激物も肌あれを悪化させるおそれがあります。過剰に摂りすぎると皮脂の分泌が増えて、肌あれやニキビの状態を悪化させてしまうことも。肌あれが治ってからの摂取をおすすめします。(※14)

肌荒れの原因になるのは食べ物以外にも生活習慣が関係

私たちの肌は、日々寝ている間に細胞分裂と再生を繰り返して肌を整えています。毎日同じ時間に眠ることで体内時計が整い、成長ホルモンがより分泌され、肌の調子を整えてくれます。ほかにもストレスによるビタミンCの消費や、ストレス自体からくる肌あれを避けるために、ウォーキングやヨガなどで体を動かすことも大切です。(※12,15)

生理前や生理中の肌荒れについて

生理前や生理中の肌あれの原因は、女性ホルモンの変動により肌の状態に影響を与えるためです。生理が終われば肌は元の状態に戻っていくので、それまでは乾燥対策と肌のバリア機能の維持を意識してみましょう。

また、生理前は皮脂の分泌が多くなるのでやさしく洗顔をしたり十分な保湿を心がけることが大切です。前述した脂質の多い食事を避ける理由はここにも当てはまりますね。(※13,15)
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