ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

肌荒れは何で起こる?

肌荒れの原因は、バランスの偏った食事、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、紫外線、外部刺激、季節・空調による空気の乾燥、血行不良など……、さまざまです。

食事が原因の場合、バランスのよい食事を意識することが大切です。肌の健康のために避けたい食べ物と、肌荒れ対策にいい食べ物について具体的に見てみましょう。(※1,2)

食べ過ぎはNG!肌荒れの原因となる食べ物

肌荒れの原因となる食べ物

  1. 甘いお菓子やジュース
  2. スナック菓子や揚げ物
  3. カフェインや香辛料
  4. ファーストフードやインスタント食品

甘いお菓子やジュース

血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質と脂質に結びつくことがあります。これを「糖化」といい、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれることも。

コラーゲンにダメージを与え、肌のシワ、くすみ、シミの原因にもなる、糖化。体内の糖化をすすめないために、お菓子やジュースから砂糖を摂り過ぎないようにしましょう。(※3,4)

スナック菓子や揚げ物

スナック菓子、揚げ物の摂り過ぎに注意しましょう。油脂分の多い菓子類や揚げ物を摂り、皮脂の分泌が過剰になると、ニキビ・吹き出物ができやすいといわれています。同様の理由で、チョコレートやクッキー、バターの摂り過ぎにも気を付けましょう。(※2)

カフェインや香辛料

カフェインや香辛料といった刺激物も、過剰な皮脂の分泌を促してしまいます。カフェインを含む飲み物は、コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどで、知らず知らずのうちに摂り過ぎるおそれがあり、注意が必要です。

食べ物だと、チョコレートにもカフェインは含まれています。チョコレートは前述の通り油脂分も多いため、食べ過ぎに気を付けましょう。(※2,5)

ファーストフードやインスタント食品

ファーストフードやインスタント食品には炭水化物やトランス脂肪酸が多く、摂取し過ぎると代謝に必要なビタミンB群を消費してしまうデメリットがあります。

また、ファーストフードやインスタント食品は塩分も高いため、体内の水分量の低下を招き、乾燥肌の原因になるおそれも指摘されていますよ。(※4)
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