ライター : 佐久間愛子

管理栄養士/糖尿病療養指導士/Webライター

美白を目指すうえで食べ物は重要

肌を美しく・若々しく保つためには、内側からのケアも大切です。例として、肌のくすみやしわの原因のひとつに、糖化がかかわっているとされています。また、たるみや毛穴の広がりを引き起こしやすい乾燥は、たんぱく質やビタミンA不足が要因かもしれません。

このように肌と食べ物には、密接なかかわりがあるため、肌の健康に役立つ栄養素を日々の食事にバランスよく取り入れるのはいかがでしょうか?(※1,2)

美白を目指したい!どんな食べ物を食べたら良い?

美白のために意識したい栄養素

  1. ビタミンCを含む食べ物
  2. ビタミンAを含む食べ物
  3. ビタミンEを含む食べ物
  4. ビタミンB2を含む食べ
  5. リコピンを含む食べ物
  6. たんぱく質を含む食べ物

ビタミンCを含む食べ物

ビタミンCの抗酸化作用が、細胞の老化対策に役立つでしょう。ビタミンCは、肌のハリをもたせるのに必要なコラーゲンの合成にかかわる栄養素です。さらにビタミンCは、シミの原因であるメラニン色素の産生をおさえてくれますよ。

果物ではキウイフルーツやいちご、野菜ではピーマンやブロッコリーに、ビタミンCが豊富に含まれています。(※3)

ビタミンAを含む食べ物

ビタミンAは豚や鶏のレバー、うなぎ、にんじんなどに豊富に含まれます。ビタミンAがもつ皮膚や粘膜の健康維持作用が、シミやしわなどの肌トラブル対策に役立ってくれるでしょう。

ビタミンAの不足は、皮膚や粘膜の乾燥につながり、傷つくおそれも。そこから肌荒れにつながることもあるため、必要な量をしっかり摂りたいですね。(※4)

ビタミンEを含む食べ物

ビタミンEは強い抗酸化作用があります。この抗酸化作用により、老化やシミ、しわの要因のひとつである活性酸素をおさえてくれます。またビタミンEには、血行促進作用もあり、皮膚の新陳代謝を高めることで、メラニン排出の促進も期待できます。

そんなビタミンEを多く含む食べ物は、アーモンドや、うなぎ、アボカドなどです。(※5,6)

ビタミンB2を含む食べ物

ビタミンB2は脂質の代謝に欠かせない栄養素です。豚レバーや糸引き納豆、チーズ類や卵などにビタミンB2が多く含まれます。

美容面では細胞の再生をサポートし、皮膚や粘膜の健康を維持するはたらきや、老化を進める要因である過酸化脂質の除去作用が知られています。(※7)
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