リコピン

リコピンは、ビタミンEの約100倍もの抗酸化作用がある成分です。紫外線によるコラーゲンの減少を抑える作用があります。

また、リコピンが豊富なトマトを多く食べる人は日焼けしにくいことが明らかになっています。リコピンは油と合わせて摂ったり、加熱したりすると吸収率がアップ。

ぜひ、リコピンが豊富な食材をスープや炒め物などにして摂ってくださいね。(※10,19)

多く含まれている食材

  1. トマト
  2. 金時にんじん
  3. スイカ
  4. マンゴー

食べ物以外にも「腸活」を意識!

スキンケアに力を入れたり、美肌に役立つ栄養を摂ったりしても変化が見られない……という場合、腸内環境が乱れているかもしれません。悪玉菌が腸内で優勢になると腐敗物質が多く産生されますが、これらが皮膚に届くと肌トラブルにつながります。

腸内環境の悪化は、肌の乾燥やくすみを引き起こす原因です。腸活を心がけ、身体の内側から肌の健康にはたらきかけましょう。(※13,20)

おすすめは「発酵食品」

腸内環境を整えるには、乳酸菌をはじめとする善玉菌を食事から摂るのがポイント。乳酸菌が腸を活性化させるため、腐敗物質が排泄されやすくなります。乳酸菌は漬け物やキムチ、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品に豊富です。

また、前述したように食物繊維は善玉菌を増やす作用があります。野菜や果物など、食物繊維が豊富なものを発酵食品と組み合わせて摂りましょう。(※13)

美白を目指すおすすめの生活習慣

睡眠

睡眠中は成長ホルモンが多く分泌され、肌のターンオーバーが活発になって肌の再生や修復がおこなわれるタイミングです。

そのため、睡眠不足は肌のターンオーバーが乱れる原因になります。ターンオーバーが乱れると肌の色素沈着が長期間残り、シミにつながることがあるため、睡眠をしっかり摂るのが大切です。

なお、肌のターンオーバーは22時~26時(深夜2時)に活発になるため、早めに寝ることを心がけましょう。(※6,13,21)

適度な運動

適度な運動は肌のターンオーバーを促進したり、血流を促したりするのにつながります。とくに血行不良で青っぽいくすみが気になる方は、積極的に身体を動かしてみてくださいね。

ただし、激しい運動をおこなうと、メラニンの生成を抑える作用があるビタミンCが消費されやすくなる点に注意。あまり無理はせず、軽い散歩やジョギング、水泳などをおこなうのがおすすめです。(※5,9,22)
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